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ネットワークオーディオにNASを使う(2ページ目)

今回の記事は、ネットワークオーディオに関する内容。ある日の出来事から話が始まる。さて、どのような内容なのだろうか?

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

機器準備

CDをリッピングして聞くには当然対応機器が必要だ。以下の機器を準備した。
ヤマハのAVアンプ

ヤマハのAVアンプ

  • AVアンプ
無線LAN対応の機器を選択した。AVアンプを置く場所に必ずしもLAN端子があるとは言えないので、無線LANは便利だ。
  • DLNA対応のNAS(Network Attached Storage)
CDのリッピングは、USBに行えば特にネットワークは必要ないが、大量のソースを扱うことになるので、ネットワーク上のストレージは必須だ。AVアンプは、家電の共通規格であるDLNAに対応しているので、今回はNASもDLNAに対応した以下の製品を用意した。

BUFFALO LinkStation LS-WSXシリーズ LS-WSX2.0L/R1J

 

 

LS-WSXL_R1_M1

LS-WSX2.0L/R1J


裏面にはLANポートと電源スイッチがあるだけ。USB端子はHDD増設用。

裏面にはLANポートと電源スイッチがあるだけ。USB端子はHDD増設用。


価格.comなどのユーザレビューを見ると、LS-WSX2.0L/R1Jの下位機種であるLinkStation LS210D0201でも利用できるようだが、BUFFALO社の担当者に直接問い合わせてみたところ、「LS210D0201は、DiXiMサーバーを採用した機種で、PC、スマホ・タブレット、TVでの使用を目的とした製品。ネットワークオーディオとの相性はあまりよくない。Twonkey Mediaサーバーを採用したLS-WSX2.0L/R1Jを推奨。」とのことだった。

事実、BUFFALOのネットワークオーディオの楽しみ方に同機種の解説や動作確認情報が掲載されている。安心して利用できる機種だ。AVアンプのメーカーサポートもBUFFALOの製品を推奨していた。

  • 無縁LANルータ
WZR-HP-AG300H

WZR-HP-AG300H

これは手持ちのBUFFALO社のWZR-HP-AG300H(11a/g/n対応)を利用。旧製品なので特に高速な機種ではない。この程度の製品でもネットワークオーディオに利用できるのかを検証するのも本稿の目的だ。NASとは有線接続だが、AVアンプとの接続は無線となる。音切れやノイズが入らないだろうかが気になるところだ。

接続イメージは以下の通りだ。
接続図

接続図

さて、いよいよCDをリッピングして音を出してみよう。
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