バンクーバー/バンクーバーのお土産・観光

バンクーバーを自由気ままに観光、ビッグバス

バンクーバー中心部の見どころを周回するビッグバス。定期観光バスと違って、いろんな場所で乗り降り自由なので、自分のペースで観光が楽しめます。そんなビッグバスの乗り方や使い方をご紹介します。

執筆者:下村 猛

乗り降り自由のバンクーバーの観光バス、ビッグバス

チャイナタウンの中華門をくぐる、天井の開いたオープントップバス

チャイナタウンの中華門をくぐる、天井の開いたオープントップバス

ツアーじゃなくて、自分で自由自在に観光したい! そんなあなたにぴったりなのがビッグバス。バンクーバーを自分で観光する場合、公共交通機関を使う手もありますが、いろんな系統のバスを乗り継いだり、バス停が分かりづらかったりと、初心者には敷居が高いもの。その点、このビッグバスなら、バスがホテルと観光地に沿ったルートを巡回しており、乗車券を持っていれば、乗り降り自由。なので、自分のペースで観光が楽しむことができます。

2階建てや天井がないオープントップなど、乗っているだけでも楽しい車両で運行されているビッグバス。この記事では、その乗り方や使い方などをご紹介します。

※記事の内容は2014年5月現在のものです。

バスのルート、回ることのできる観光ポイント

オープントップバスの外観。雨天にはキャンバス地の屋根を取り付けて運行

オープントップバスの外観。雨天にはキャンバス地の屋根を取り付けて運行

バスはダウンタウンの主なホテルと、ダウンタウン周辺の観光地、合わせて21箇所に停車する周回ルートを、1周90分で走っています。バンクーバーのダウンタウンはコンパクトなので、仮に自分の泊まっているホテルにバスが停車しなくても、徒歩10分圏内に必ずバス乗り場があると考えて良いでしょう。

ビッグバスを使って行くことのできる観光地は以下の通り。
  • グランビルアイランド
  • チャイナタウン
  • ギャスタウン
  • カナダプレイス
  • イングリッシュベイ
  • バンクーバー水族館
  • スタンレー公園
    *スタンレー公園は入り口までしかバスは入りません。
ルートの詳細はビッグバス・ホームページの地図をご参照ください。

乗車券の買い方、バスの乗り方

2階建てバスもビッグバスの売り物の一つ。ピンクに塗装されたビッグピンクと呼ばれる車両もあり (C) fleetline by niv?K woods

2階建てバスもビッグバスの売り物の一つ。ピンクに塗装されたビッグピンクと呼ばれる車両もあり (C) fleetline by niveK woods

乗車券は1日券と2日券があります。2日券は連続した日付で使う必要はなく、最初の1日目を使用してから14日以内であれば、いつでも使用することができます。乗車券はバスのドライバーから直接購入可能。その他、オンライン、ホテルのフロント(扱っていないホテルもあり)、ギャスタウンとカナダプレイスにある、ビッグバスのチケットカウンターでも購入可能。乗車時の支払いの煩雑さを考えると、事前に購入しておくほうが何かと便利。

バスはホップオン・ホップオフと呼ばれる、乗り降り自由なシステム。乗車券を持っていれば、どこで乗っても降りても自由自在。降りた場所と同じ場所で乗るといった制約もありません。

バスの運行頻度、運行時間

ほとんどの停車場所には、このような看板あり。繁忙期には、バス停によってはスタッフが常駐

ほとんどの停車場所には、このような看板あり。繁忙期には、バス停によってはスタッフが常駐

夏と冬では、観光客の数に大きな差があるため、季節によって、運行頻度や運行時間が異なります。
  • 5~9月/午前9時から18時の運行。運行頻度は15分間隔
  • 4・10月/午前9時から18時の運行。運行頻度は45分間隔
  • 11~3月/午前9時から15時の運行。運行頻度は45分間隔
夏の観光シーズンは非常に使いやすい運行スケジュールですが、閑散期には運行頻度が極度に低くなるので、次のバスの時間をよく確認しておかないと、乗り過ごしかねないので、要注意。

<DATA>
Big Bus
料金:大人1日券40カナダドル、2日券45カナダドル/子供(6~11歳)1日券22カナダドル、2日券25カナダドル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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