クロアチア/ドブロブニク

ドブロブニク旅行のモデルコース

「アドリア海の真珠」「地上の楽園」と謳われ、クロアチアを代表する観光都市であるドブロブニク。見所満載のドブロブニクですが、今回は外せないマスト観光スポットを盛り込んだ1日観光プランお伝えします。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド

地上の楽園 ドブロブニクへようこそ!
1日でまわるおすすめプラン

ドブロブニク

“地上の楽園”ドブロブニク。写真はスルジ山からの眺め。

クロアチアを代表する観光都市であるドブロブニク。城壁に囲まれた旧市街には、中世の面影が色濃く残り、多くの教会や修道院や宮殿など、たくさんの歴史的建造物がひしめき合っています。地図を持たずに歩いても迷いようのないほど小さな街なので、心と足が赴くままに散策を楽しんでください。見所満載のドブロブニクですが、今回は外せないマスト観光スポットのみを盛り込んだ1日観光プランお伝えします。

ドブロブニクの物価やベストシーズンなど、基本情報はこちら>>>「ドブロブニク基本情報」

8:45~9:00
ピレ門とオノフリオの大噴水

ピレ門

旧市街へのメインゲート「ピレ門」

城壁にぐるりと囲まれたドブロブニク旧市街への主な入り口は3ヶ所。その中でもメインゲートとして知られるのがピレ門です。ピレ門の上にあるドブロブニクの守護神「聖ヴラホ」像が、街を訪れる人を出迎えてくれます。

門をくぐり、旧市街に入るとすぐに見えてくるのがオノフリオの大噴水。イタリアから呼ばれた職人により1438年に建造されたました。昔、ドブロブニクには十分な飲料水がなく住民は困っていましたが、12km離れた水源から水を届けてくれるこの噴水のおかげで、多くの市民の喉を潤すことができるようになりました。上から見ると16角形となっているこの大噴水の側面には、それぞれユニークで美しい装飾が施されています。水道管からチョロチョロと流れ出る水は、飲料水として今も人々の喉の渇きを癒してくれます。空のペットボトルがあれば、ここでお水を汲んでドブロブニク散策をスタートさせましょう!

 

9:00~10:30
ドブロブニク観光はここからスタート! 城壁

ドブロブニク城壁

城壁の上からはアドリア海とオレンジ色の屋根瓦の家々が一望できる

ドブロブニク観光は城壁巡りから! 特に夏のハイシーズンは世界中から訪れる観光客でごった返す旧市街。朝一番の人も少なく、気温も上がる前の比較的快適なうちに城壁散策をスタートさせましょう。城壁への入り口は旧市街内に何箇所かありますが、一番わかりやすいのが、ここオノフリオの大噴水の正面にある入り口。

旧市街をぐるっと取り囲むこの城壁は8世紀頃に建設が開始され、街の発展に伴い徐々に拡張されていき16世紀頃に現在の姿となりました。城壁の長さは約2kmで、徒歩で40分~1時間程度で一周できます。写真を撮りながら、ゆっくりと景色を満喫したい場合は2時間程度を見込んで下さい。

ドブロブニクの城壁観光の詳細はこちら>>> 「ドブロブニク城壁巡りのポイント」

ぐるっと一周してピレ門近くの入り口まで戻ってきたら、プラツァ通りを左手に進み、旧市街散策を続けましょう。
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