10:30~11:00
フランシスコ会修道院とマラ・ブラーチャ薬局

フランシスコ修道院

城壁の上から見るフランシスコ会修道院。修道院には中庭もある。

ピレ門から入ってすぐの左脇、オノフリノの噴水のすぐ前に位置するフランシスコ会修道院。14世紀に建てられたロマネスク様式の美しい回廊を持つ修道院ですが、特に有名なのがこの修道院に併設するマラ・ブラーチャ薬局。1317年に開業したこの薬局はクロアチアで最も古く、現在も営業している薬局の中では世界で3番目に古いそう。マラ・ブラーチャ薬局は、中世から受け継がれるレシピに基づき作られた、ここでしか手に入らないコスメを販売しています。修道院の回廊の奥には博物館があり、中世にこの薬局で使われていた薬壷や秤など、当時使われていた様々な器具、修道院に伝わる宝飾品や聖遺物が展示されています。

ところで、フランシスコ会修道院の前にある石造りの小さな台にはある言い伝えが……。なんでも、台の上に乗りながら上着やTシャツを脱ぐと願いが叶うそう。ぜひ試してみてください!

<DATA>
■Franjevacki Samostan(フランシスコ会修道院)
住所:Placa ulica 2
TEL:020-321-410
開館時間:4~10月9:00~18:00、11~3月9:00~17:00
入場料:30クーナ

マラ・ブラーチャ薬局

中世から受け継がれるレシピに基づき、ハーブをふんだんに使用したコスメが人気のマラ・ブラーチャ薬局

■Ljekarna Mala Braca(マラ・ブラーチャ薬局)
住所:Placa ulica 2
TEL:020-321-411
営業時間:平日7:00~19:30、土曜7:30~14:00
定休日:日曜

フランシスコ会修道院の見学、マラ・ブラーチャ薬局でお目当てのコスメを購入したら、プラツァ通りの突き当りを目指して、気になるお店をチェックしながら進みましょう。

 

11:00~12:00
プラツァ通りとルジャ広場でショッピング、ひと休み

プラツァ通り

旧市街のメインストリート「プラツァ通り」

ピレ門から街の中心部であるルジャ広場まで、まっすぐ続くメインストリートのプラツァ通り。ここはかつて運河が通っており、運河の南側の小島にローマ人、北側の本土にはスラブ人が住み、二つの民族の生活地区の境界線でした。

この南側の小島に住んでいたローマ人は、もともとドブロブニク近郊のツァブタットという町に住んでいたのですが、スラブ人に住処を追われ、7世紀頃にこの小島に移り住んできました。小島といっても、当時そこは岩塊の固い土地。そんな小島の集落に住むローマ人たちは、かつて自分たちの住処を奪った敵とはいえ、食料と飲料水を確保するために対岸に住むスラブ人との交流を避けては生活することができませんでした。ところが、時が経つにつれ、両民族の交流がだんだん深まり、関係が良好になると本土と島は橋で繋がれ、12世紀頃には運河を埋め立て整備され現在のプラツァ通りとなったのです。

通り沿いにはたくさんのお土産屋さん、カフェ、アイスクリーム屋さんなどが軒を連ね、細い路地が網の目のように伸びています。気になるカフェを見つけたら、ちょっとここで一休み。車両の進入が禁止されているドブロブニク旧市街では移動手段は徒歩。まだまだこれからたくさん歩くことになるので、疲れを感じる前にぜひ休息を!

聖ヴラホ教会

ルジャ広場に面している聖ヴラホ教会。街の守護聖人、聖ヴラホが祭られている。

さて、リフレッシュできたら旧市街の散策を続けましょう。通りをまっすぐ進んだ先は、街の中心部「ルジャ広場」。スポンザ宮殿や聖ヴラホ教会などに囲まれたこの広場では、一年を通して様々なイベントが開催され人々で賑わいます。また、広場の南側にはオノフリオの小噴水と呼ばれる噴水がひっそりと佇んでいます。オノフリオの大噴水と比べると、あまり目立ちませんが、大噴水と同時期に造られました。

<DATA>
■Crkva sv.Vlaha(聖ヴラホ教会)
住所:Trg.luza 3
TEL:020-323-258
開館時間:7:00~12:00、16:00~18:30(日曜は7:00~13:30)