Webからのダウンロード・インストールは原則NG
「個人のパソコンで使っているソフトを会社のパソコンでも使いたい」という考えから、会社のパソコンにフリーソフトなどをインストールすることも危険です。万が一、そのフリーソフトが原因で情報漏えいなどが起こった場合、社会的信用を失うのは圧倒的に利用者のほうです。
普段からトラブルもなく便利だから利用したいという心理も分からなくはありませんが、特に無料で提供されているフリーソフトの場合、スパイウェアなどの不正なプログラムが組み込まれていないとも限らないのです。
悪意のないソフトであっても、質の悪いものは、システムやネットワークに悪影響を与える可能性も否定できません。
さらに、どこの部署の誰がどのようなソフトを使っているのか、会社側で正しく把握できなくなってしまうと、パソコントラブルが発生したときに、原因の特定が難しくなります。
これは、Web上で提供されているあらゆる情報・ファイルにも言えること。個人の判断で安易にインストール・ダウンロードすることは避けましょう。
(後編へ続く)