乾布摩擦にはダイエットと美容に嬉しい効果が沢山!

乾布摩擦トレーニング

『本当はスゴイ!乾布摩擦トレーニング』

以前、「ゆるダイエット(ゆるいダイエット)」をご紹介しましたが、今回は究極の「ゆるダイエット」として、懐かしい健康法『乾布摩擦』をご紹介します!

乾布摩擦というと、冬に寒空の中お爺ちゃんが庭に出て上半身裸になり、タオルでゴシゴシ背中をこする……といった絵をまずイメージすると思いますが、実は乾布摩擦には、体に良い様々な効果があることが実験により明らかとなり、ダイエットや美容にも嬉しい効果が期待できることが分かりました。
 
『本当はスゴイ!乾布摩擦とリーニング』和田清香著(ディスカヴァー・トウェンティワン)より

そこで今回は、改めて乾布摩擦の効能や正しい実践方法などを皆さんにご紹介していきたいと思います。
   

乾布摩擦とは?

タオル1枚で手軽にどこでも実践!

タオル1枚で手軽にどこでも実践!

私たち日本人に馴染みの深い乾布摩擦。幼い頃に経験したことがあるという人も多いのではないでしょうか?

そもそも「乾布摩擦」とは、肌を乾いた手ぬぐいやタオルでこするという、日本で昔から行われてきた健康法で、特に風邪の予防法として、小学校・中学校・幼稚園・保育園・老人福祉施設などで行われてきました。

最近では、欧米生まれの似たような健康法として、乾いたブラシで全身をこする「ドライブラッシング」という美容法が注目されていますが、これも乾布摩擦と理論は同じで、肌の表面をこすることで血流が促進され、代謝アップ、冷え改善といった効果が得られます。

乾布摩擦のメリットは、タオルが1枚あれば、特別な道具も手間も場所も必要なく、実は洋服の上からでも実践が可能という点。また、動きがシンプルなので、子どもからお年寄りまで家族みんなで手軽に行うことができるほか、運動が苦手な人や、思うように運動ができない人でも無理なく続けることができるということです。 
 

乾布摩擦が体にいい理由

血流がよくなることで様々な不調とサヨナラできる乾布摩擦

血流がよくなることで様々な不調とサヨナラできる乾布摩擦


乾布摩擦が体にいい一番の理由は、肌の表面をこすることで、血液の流れがよくなることです。

乾布摩擦により肌が刺激されると、表面が温まり血液が増えることで、体のすみずみまで酸素や栄養が行き渡ります。これにより、体の調子を整える働きをしている自律神経のバランスも整います。

今回、乾布摩擦の効果を順天堂大学病院管理学研究室に調べて頂いたところ、体温(深部体温)上昇、血流の上昇、自律神経のバランスが整うといったことが実験結果により明らかになりました。

以上の結果から免疫力がアップし、「風邪がひきにくくなる」「冷えが解消」「首や肩のこり緩和」「不眠解消」「便秘解消」「ストレスに強い体になる」「血圧の改善」「花粉症が緩和される」等々、様々なトラブル改善への効果が期待できるようになります。
 

乾布摩擦のダイエット&美容の効能

ダイエット

ダイエットや美容にも嬉しい効果!


■ ダイエット効果
乾布摩擦ではまず血流がよくなることで代謝があがり、脂肪燃焼にも効果があります。

また、現代人が太る原因として自律神経のバランスの乱れも考えられるので、乾布摩擦の習慣で自律神経のバランスを整えることも、無理のないダイエットにつながります。

さらに、多くの女性を悩ますセルライトは血流の滞りが原因ですので、乾布摩擦で皮膚をこすって血の巡りをよくすることは、セルライトの予防にもつながります。

乾布摩擦の動作は、体を伸ばしたり関節を動かすといったストレッチ効果にも期待がもてます。乾布摩擦をコマメに行うよう習慣化すれば、関節の可動域が大きくなることでエネルギー消費もアップし、結果、太りにくい体質に役立ちます。

■ 冷え性に効く
冷え性の原因には、不規則な生活、運動不足、喫煙などがあげられますが、こうした生活習慣により血流が悪くなり、冷えをさらに悪化させるといわれています。

乾布摩擦で皮膚をこすれば、血管のすみずみまで血液が流れるようになるため、冷えの改善にも効果が期待できるでしょう。

また、太りやすい人やむくみがちな人は、冷えの症状があるケースも多いので、乾布摩擦を習慣にし、冷えを予防・改善することは、ダイエット&美容面でも大いに役立ちます。

■ 便秘解消
便秘は自律神経のバランスの乱れが原因の一つでもあります。なぜなら、腸のぜん動運動をコントロールしているのも自律神経だからです。

乾布摩擦を行うと、血流がよくなり自律神経のバランスが整うため、便秘解消に役立ちます。また、乾布摩擦で血流をよくすれば、きれいな血液が酸素や栄養を体の隅々まで運ぶことになるので、腸本来の消化吸収能力を高めることにも効果的です。

乾布摩擦でお腹周りを刺激することは、直接的に腸のぜん動運動を刺激し、腸の動きを活発にすることにもつながります。

■ ぐっすり眠れる
不眠はダイエットにも悪影響を及ぼします。食欲を増進させる「グレリン」というホルモンが増えたり、脂肪燃焼を促す「成長ホルモン」の分泌を低下させたりするからです。

よく眠れないときは、副交感神経のレベルが低いときといわれていますので、乾布摩擦で血流をよくし、自律神経のバランスを整えてから眠ることで、質のよい睡眠を手に入れることができるでしょう。

また、枕などの寝具が合わない、首や肩のコリも不眠の原因なので、乾布摩擦でコリ周辺をこすって筋肉をゆるめ、血行を促進させることもコリが軽減され、不眠解消に役立ちます。

後編では、乾布摩擦の正しい効果的な実践方法をご紹介したいと思います!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。