「ザ・パークハウス上原」建物の特徴
地域地区は、第一種低層住居専用地域。建蔽率・容積率は60%・150%だが、角地緩和を受けて建蔽率は70%を確保。敷地面積は2,414.49平米。地形(じがた)は東西方向を長辺とする長方形である。敷地東側(短辺)に接道する間口が33m弱なのに対し、南面間口は約80m。日照に恵まれた敷地条件を有している。建物は地上3階地下1階とあるが、天井が地面より低い地下住戸は存在しない。地面の傾斜によって、一部1階住戸の床が地面より数センチ下がっているところがある。
住戸は70平米台を中心に、80、90、100平米台も多く含まれている。特長は販売対象戸数40戸に対して32タイプとバリエーションが豊富であること。それに、地形(じがた)形状をいかした間口の広さ。70平米台でも9m超の間口(スパン)が珍しくないほどだ。高さ制限の厳しい第一種低層住居専用地域にあって、この開口部の大きさはアドバンテージといえるかもしれない。
「住環境調査」
パンフレット、図面集、生活利便施設マップなど来場者に手渡される資料一式のなかに、「住環境調査」と書かれた資料が入っている。とくに説明はなかったがあらためてその中身を見ると、第三者機関がまとめた現地情報の資料集である。「地域の歴史とまちの変遷」「医療」「子育て支援」「保育園・幼稚園」「指定小学校の取り組み」「犯罪認知件数」「災害想定」「地形・地盤」「災害関連施設」「災害時徒歩帰宅ルート」などがおさめられている。
ちなみに「災害想定」には、「震度予測」「液状化予測」「建物の被害想定」「浸水ハザード」が簡潔にまとめられている。これに「表層地盤増幅率」「木密地域」が加われば、(東京都における)立地に関する災害情報はほぼ網羅されているといっても良いだろう。
「ザ・パークハウス上原」は1月中旬からモデルルームを公開。来場者数は約300件。区外比率約7割。これに対し、第1期登録(3月15日~23日、販売戸数25戸に対し8割住戸に申込)では半数以上が区内在住者だったという。地元だからこそわかる「上原住所での分譲マンションがいかに希少であるか」を実証しているかのような現象といえる。分譲平均坪単価は@420万円である。第2期はゴールデンウィーク前後の予定。
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