海外でも海外旅行保険は加入できる?
こんなとき渡航先の海外から保険の加入手続きができるかどうかは気になるところです。
しかし海外から海外旅行保険の手続きをすると言っても、いくつかパターンがあります。今回は海外からの海外旅行保険の加入手続きについて解説します。
海外から海外旅行保険の加入手続きするのはどんなとき?
お話ししたようにいくつかパターンがあるので、どんなケースがあるのか確認します。主なケースは次の2つです。- 海外旅行保険の加入を忘れて現地に着いた。
- 海外旅行保険に加入しているが、事情があって保険期間を延長したい。
ですから、国際結婚や永住権を取得して現地に住む場合には、手続きできるかどうかの話ではなく対象外です。それでは2つのパターンについて個別に解説します。
海外旅行保険の加入を忘れて現地に到着
保険契約をしないまま渡航先についてしまった場合、実は海外旅行保険の加入はできません。ですので出発前に未加入に気がつくことができれば、空港の自販機や損害保険会社のカウンターなどで必ず加入してください。現地で気がついたときには、所有しているクレジットカード付帯の海外旅行保険がないか、そしてそれを利用することができないか確認してみましょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、利用に際して旅行代金をカード決済しているなど適用条件があったり、補償が十分でないことも多いです。しかし、無いよりはましです。補償内容も含めてカード会社に連絡してみてください。
海外旅行保険の保険期間を延長したい
次に保険期間を延長する後者のパターンです。旅行行程が変わった、体調を崩したりトラブルに巻き込まれたりして、予定していた日程で帰国できないこともあります。このケースでは、保険期間の延長は原則可能です。ただし、保険会社ごとに対応が違うので注意してください。また、海外旅行保険の延長手続きをするのに条件がつけられていることもあります。
例えば、保険期間を過ぎてしまうと手続きできないとか、日本国内に手続きをする代理人がいないと延長手続きが行えないなどといったことです。
早めに予定通りに帰国できないことが分かればいですが、時間に余裕がないケースだとなかなか保険期間の延長まで気が回らないと思います。
基本的な知識として覚えておきましょう。できれば事前に保険期間の延長の可否について確認できていればベストです。
電話1本で済む話ですし、インターネットで加入するケースでも良くある質問に掲載されていることも多い質問です。契約内容やこうした手続きについて事前に確認できていると、いざというときにあわてなくて済みます。
◇関連記事
空港で海外旅行保険に入るときのポイント
海外旅行保険、加入~出発まで確認ポイント