バレエのポジションを解説!4番は最後に練習しよう
クラシック・バレエ1番ポジション
1番ポジション
◎ここを注意!
O脚の人は、立っているときに重心が後ろに行くことがあります。ふくらはぎを前に回すように立つと、重心が真ん中になります。
クラシック・バレエ2番ポジション
2番ポジション
◎ここを注意!
プリエなどを行う場合、アキレス腱の長さによっては、2番の開きを大きく取りたくなると思います。ですがあまり広すぎると、上半身の引き上げが難しくなります。また、ジャンプの踏み切りも難しくなります。アキレス腱が短くても2番ポジションの開きは守っていただきたいところです。
クラシック・バレエ3番ポジション
3番ポジション
クラシック・バレエ5番ポジション
両足が前後にぴったりと合わさるのが5番ポジションです。5番ポジションの様に両足をしっかり重ねると、上半身が不安定になります。バレエの始まりと終わりは5番ポジションであることが多いので、このポジションはマスターしておかないと後々大変です。両足が前後に置かれることで、上半身にねじれが生じやすいので、上半身の保ち方にも特に注意が必要となります。5番ポジション
◎ここを注意!
後ろ足の立ち方がとても重要です。軸足になる後ろ足だけで立てるような感覚を持ちながら、前足を置きます。そうすることによって、上半身も引きあがります。両足に均等の重心をかけるのではなく、少し後ろ足に重心を乗せるようにしてみましょう。
クラシック・バレエ4番ポジション
5番ポジションから前後に足を開いたポジションが4番です。両足の間は足一つ分です。重心を両足の真ん中に置くのが大変難しいポジションです。後ろに重心が傾きやすいので特に注意が必要となります。また、前足が内側に向きやすいのでコントロールが必要となります。4番ポジション
◎ここを注意!
足のポジションの中で一番上半身がねじれやすいポジションが4番です。前脚の付け根を後ろに引き、後脚の付け根を前に押すようにすると、上半身のねじれが解消されます。
脚の長さや骨盤の幅によって、5番に入れることが物理的に難しい人がいます。プロのダンサーはみなさん、長身で骨盤もほっそりしています。だから、5番に入れるのが容易です。両脚で作られるXの形に注視しながら、自分にぴったり合うポジションが3番なのか、5番なのか判断してください。
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