ぬるめの湯船にゆっくり使って
生理痛を緩和するために、体を温めることが大切なのは、ルール5で説明したとおり。冷えを防ぐために、入浴や就寝タイムも活用しましょう。「入浴は、体を芯から温める絶好のチャンス。38度前後のお湯に、ゆっくり浸かりましょう。高い湯温で短時間浸かっても、体の表面が熱くなるだけで、芯まで温まることはできません。強火でお肉を焼いても、中まで火が通らないのと同じです。ちなみに、体を洗う際は、陰部の内側まで洗わないように注意しましょう。常在菌のバランスが崩れ、菌が入りやすくなります。表面を石けんで洗えば充分です」(福山先生)
就寝タイムも、お腹が冷えないようにひと工夫。「軽くさすったり、腹巻を使ったりして温めましょう。それだけでも、痛みが緩和されます」
DATA
下着に貼れる温熱シート
- 下着の内側面に貼って、お腹や腰を温める温熱シート。蒸気を含んだやわらかい温熱が、お腹や腰をじんわり温めます。ふんわり凹凸加工された、やわらかなメッシュ。約40℃の温かさが5~8時間持続。
めぐりズム 蒸気の温熱シート 5枚入り 498円(編集部調べ)/花王
http://www.kao.co.jp/megurhythm/ ※外部サイト
このページは2013年3月12日時点の情報です