血糖値を下げない工夫で乗り切って!
生理前は、糖質の低下に対する反応が、通常より過敏になります。血糖値が下がると、イライラしやすくなったり、過食になったり、気持ちが悪くなったりすることも。「PMSの症状を悪化させることもあるので、PMSの方は、血糖値を下げないように努めましょう。流行の糖質オフダイエットは、PMSの方には危険です。3食しっかり食べるのはもちろん、1日5~6回、こまめに食事を摂り、常に糖が体内を回っている状態を作りましょう」(福山先生)。
福山先生いわく、PMSにはマジメな人多く、それが症状を悪化させることもあるそう。「PMSで受診される人は、きちんと基礎体温を記録していたり、しっかりメモをとったり、マジメな人が多いです。そのため、低血糖で過食になってしまうと、そんな自分を責めてさらにイライラしたり、落ち込んだりして、悪循環に陥ることも。大らかに構えるとともに、イライラの原因を断ち切るべく、血糖値をコントロールしましょう」。
このページは2013年3月12日時点の情報です