口臭予防にも。舌のケア
最近は舌用のブラシなども販売されていますが、舌はどのようにケアを行っていますか? 舌は健康や口臭を測るバロメーターにもなる、とても大切なパーツです。普段外から見えることは少ないですが、きちんとケアを行ってあげましょう。舌の上には汚れがたまりやすく、溜めすぎると口臭の原因にもなります。まったく磨かないともちろん汚れは溜まりますが、必要以上に落としてしまっても逆効果。舌はとても繊細な粘膜ですので、専用の舌用歯ブラシや綿棒でそっと汚れを落としてあげましょう。またドライマウスなども舌が汚れる(細菌が繁殖してしまう)原因になるので、こまめに水分をとったり、舌を口の中で上下左右に動かしてあげることも大切です。
オススメしている舌のエクササイズは、
- 舌を外に出し、右回り、左回りに20回ずつ回す
- 口を閉じ、歯を上を滑らせるようにして右回り、左回りに20回ずつ回す
- 笑顔を作って、思いっきり舌を出す
こまめに行う。歯のケア
歯のケアはこまめに
例えば食後、歯を磨く時間がない場合、綿棒でさっと表面の汚れを落としてあげるだけで十分な歯磨き効果があります。また歯のケアを念入りに行いたいのは夜。
普段は歯ブラシのみでケアをしている方は、歯の間の汚れをかき出すデンタルフロスや歯間ブラシの使用をオススメします。デンタルフロスには様々な種類がありますので、力を入れ過ぎなくても通る程度の太さを選びましょう。両手でフロス(糸)を持ち、歯の間を通して数回往復するだけで、歯の間の汚れを落とすことが出来ます。
それから歯間ブラシは、通常の歯ブラシでは届きにくいところなどをキレイにするのに役立ちます。歯表面の汚れを落とすことも大切ですが、歯の付け根や歯ぐきをあまり力を入れずにそっと磨いてあげると、血行がよくなり、健康的な歯ぐきをキープすることが出来ます。
歯の黄ばみの原因は様々ありますが、もっとも多いのは日頃のケアが不十分で歯垢が溜まり、黄ばんで見えてしまうケースです。力を入れて行うとエナメル質を傷つけてしまうので、力を抜いて歯表面の汚れをふき取ってあげるような感覚で歯のケアを行いましょう。もちろん、歯ブラシケアで限界があると思ったら、審美歯科や美容歯科でのデンタルクリーニングやホワイトニング治療をオススメします。