分譲マンションレポート/岡本郁雄の分譲マンションレポート

【取材レポート】インペリアルガーデン(2ページ目)

「こんな場所にこれほど広い敷地が残っていたのか」。インペリアルガーデン(全167邸)は、小石川植物園に隣接した高台の10000平米超の第一種低層住居専用地域に誕生する低層4階建てのマンションです。稀少な立地を活かしたプランニングも見どころ。現地とモデルルームをレポートします。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド


豊かな表情のモダンな低層フォルム 4棟構成の特徴あるプランニング
一部の住戸には、2住戸1基のエレベーターを設けるなど独立性にも配慮

インペリアルガーデンの外観模型undefined

インペリアルガーデンの外観模型 ボタニカルコートは、小石川植物園側に配置

インペリアルガーデンは、立地特性を活かして開放的なランドスケープにプランニングされています。建物は4棟で構成。植物園に面した東側のボタニカルコートは、90~100平米超の広い住戸を配置。2住戸に1基のエレベーターを配したセンターインのプランニングが中心です。両面バルコニーの独立性の高い空間がこれなら提供できます。
インペリアルガーデンの完成模型

インペリアルガーデンの完成模型 風格あるエントランスファサード

南向きのアバンダンコートも、90~100平米超のプランニングが中心。エレベーターも2住戸に1基の独立性の高いプランがメインです。東向きのコンフィデントコート、低層の住宅街に面した西向きのディセントコートは、70平米台中心のプランニングです。
インペリアルガーデンの完成予想パース

インペリアルガーデンの完成予想パース 立地に相応しい、品格あるつくり

ファサードデザインなど外観の造りも立地に相応しい品格あるつくりです。敷地の北西角にはハクモクレンをシンボルツリーにした約30平米の庭園を設け、外壁には、自然に溶け込むアースカラーのボーダータイルを採用。列柱と庇のルーバーが荘厳な印象を与えるエントランス、雁行型のフォルムが豊かな表情をもたらしています。

カーペット敷きのエントランスラウンジ、アルミルーバーを設置した共用廊下などマンション内の生活シーンにも潤いをもたらす工夫が随所になされています。コンシェルジュカウンターを配置し、24時間有人管理、40台の防犯カメラを設置、エレベーターには居住階のみ自動着床機能も備えています。

2390mmのハイサッシュを採用 リビングには天井カセット型エアコンを標準装備
アウトフレーム工法採用のすっきりした開放感のある住戸プランニング

インペリアルガーデンのモデルルーム

インペリアルガーデンのモデルルーム

専有部は、開放感のある快適性を求めたプランニングに。リビングダイニングは、天井高を最大約2500mm確保。天井カセット型エアコンを標準装備しすっきりした空間に。バルコニー側のサッシュには約2390mmのハイサッシュを採用。採光性と見晴らしをもたらします。
モデルルームのキッチン

インペリアルガーデンのモデルルームのキッチン

また、天然石を採用したキッチンのカウンタートップをはじめ仕様や設備スペックも充実しています。Low‐Eガラスの採用や生ゴミディスポーザー、ミストサウナなども標準装備です。
現地の周辺地図

現地の周辺地図 文京区の中でも高台立地は人気が高い

都心6区(千代田、中央区、文京区、港区、渋谷区、新宿)における第一種低層住居専用地域で、敷地面積1万平米超のマンションの供給は近年存在しないとのこと。小石川植物園に隣接した稀有なロケーションでこの規模マンションが供給されることは将来にわたって考えにくいでしょう。11月より予約制の案内をスタートしている同マンションでは、文京区をはじめ首都圏広域から多くの方の関心を集めています(文京区比率が約35%と広域層が多い)。低層マンションの本年の注目物件と言えるでしょう。

1月25日に池袋の住宅情報館でインペリアルガーデンのモデルルームがグランドオープンします。都心エリアで住居系立地を検討している方に見学をお薦めしたいマンションです。


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