ばらまき土産にもフィンランドらしさをプラスして!
商品に国旗模様の鍵印があれば、メイド・イン・フィンランドだとわかる
旅行のたびに疎かにできないのが、オフィススタッフやサークル仲間など、所属先の同僚たちに一度に配れるような「ばらまき土産」の手配。残念ながらフィンランドでは、日本のように個別包装された手頃な箱詰め土産がほとんど見当たりません。でもだからこそ、ひと工夫して「さすがフィンランド!」と喜んでもらえるような、リーズナブルかつ印象的、そして大量買いしてもあまりかさばらないようなプチ土産を調達してみませんか。今回は、1つ当たり2ユーロ未満で購入できる、ばらまき用にぴったりなお土産ベスト5を一挙紹介いたします。
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フィンランドのスーパーで買えるお土産図鑑」
一番人気はやっぱりチョコレートの箱詰め!
スーパーや空港のショップには、手土産にぴったりな箱詰めチョコレートが山積みになっている
たくさんの人に一度に配れて便利なお土産の定番は、万国共通でやっぱりチョコレートの箱詰め。フィンランドの2大国産チョコレートメーカーとして有名なのは、
Fazerと
Panda。どちらのチョコレートも、外国チョコレートのイメージほど甘すぎず、日本人の口にも合うと評判です。
あらゆるスーパーや売店、カフェのカウンターなどで買えるチョコバーも気軽なおみやげとして人気
スーパーに行けば、さまざまなパッケージのチョコレートボックスがたくさん並んでいます。ブルーベリーなど、フィンランドらしいフレーバーのチョコレートが特に人気。ボックスに入ったチョコレートは基本的に一つ一つが包み紙に包装されていますが、クリスマス直前にスーパーで出回る通称「クリスマスチョコ(Joulusuklaata)」は、箱を開けてみると美しい形のチョコレートピースが剥き出しのまま綺麗に並べられています。
チョコレートボックスは空港のショップにもたくさん並んでいるので、出国直前に買い足すことも可能です。ひと箱あたり約30個~で、価格は4~7ユーロが相場。また、チョコレートボックスより予算をかけられるなら、1本1ユーロ前後で買える個別包装されたチョコバーもおすすめです。
フィンランド発の人気キャラクター柄をあしらった駄菓子は種類豊富
スーパーの駄菓子売り場は、パッケージを見ているだけで楽しくなる商品がいっぱい
こちらは、あげる人を選ぶ必要があるサルミアッキ商品例。うっかり知らずに渡すと大変なことに……
スーパーのお菓子コーナーに行けば、ムーミンやアングリーバードなど、ご当地フィンランドではもちろん日本国内でも大人気のキャラクターがプリントされた、キュートな駄菓子がいっぱい。同じ商品でも包みごとにデザインやキャラクターが違ったりするので、手渡すときにみんなに選んでもらう楽しみも増えます。
中身は棒付きキャンディーやチューイングキャンディー、グミ、キシリトールガムなどですが、なかには得てして評判の悪いサルミアッキやリコリス(過去記事「
フィンランド名物の世界一まずい飴、サルミアッキ」参照)を含有するものもあるので、成分表示を確かめてから購入を。1個あたり20セント~1ユーロほどで売られています。
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