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1月のフランスで楽しみたいガレット・デ・ロワ(2ページ目)

ガレット・デ・ロワは、フランスで1月に食べるお菓子です。大人も子どももみんなで楽しむことのできる行事でもあります。是非、楽しみながら召し上がってください。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド


ガレット・デ・ロワを楽しく食べる

ガレット・デ・ロワを食べるときには、ちょっとした遊びが伴います。

まず、ガレットを人数分に切り分けます。その場で一番年齢の若い人(=子ども)が、テーブルの下に隠れてガレットが見えないようにします。場合によっては、扉の後ろに隠れたり、またはガレットに布をかけて見えないようにします。

そして、切り分けた人が
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ガレットを人数分に切り分けます



「これは、誰の分?」
C’est pour qui ?
 (セ プーる キ)

と聞き、一番若い人が

「~の分」
(C’est) pour ~
((セ) プーる ~)

と答えて分けていくのです。

フェーブの当たった人がその場の王様、または女王様。パートナーの女王様または王様を選んで王冠をかぶせてキスをします。その幸運が1年間続くとも言われているので、フェーブが当たるのを楽しみにしている人も結構いるものです。


フェーブ

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いろいろなフェーブがあります

フェーブ (fève / フェーヴ) は、フランス語で「そら豆」を意味しています。コレクションをしている人もいるほど、フェーブはさまざまな形のものがあります。

近年、大手スーパーなどで売っているガレットには、子ども向き映画の登場人物のフェーブが使われていることがあり、子どものコレクションにもってこいです。

ガレット・デ・ロワを売り出す時期には、パン屋さんやお菓子屋さん、またはお菓子の調理器具を扱うお店などで、このフェーブだけを扱っているところもあります。お土産にされてもいいかもしれませんね。


味わい

好みはいろいろだと思いますが、近年、チョコレートやりんご、ピスタチオ味のクリームを使ったガレットが発売されています。

ガレット・デ・ロワは、りんごから作られたシードル(cidre / シードゥる)と一緒に楽しむことが多いのですが、風味の違うガレットと、シードルの甘口・辛口の組み合わせをいろいろ試すのも楽しいかもしれませんね。

是非、いろいろなガレット・デ・ロワを試食していただきたいものです。


※発音表記は、区別をするために、R の音はひらがなで、L の音はカタカナで表示しています。

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