台湾の税金還付(VAT Refund)

免税店じゃなくても税金が帰ってくる制度があります

免税店じゃなくても税金が戻る税金還付制度は上手く利用したい

ヨーロッパでよく見かける、付加価値税(VAT)の還付が台湾でも出来るってご存知ですか? 台湾の商品には「營業税」と呼ばれる、5%の付加価値税(VAT)がかかっています。中華民国(台湾)以外のパスポートを持つ人が、TRS(Tax Refund Store)の認定を受けたお店で買い物をした場合に、税金が戻ってくる制度があります。これを「外籍旅客購物退税(VAT Refund)」といいます。

 

税金還付の3つの条件

どんなに高価な宝石を買ったとしても、TRSの認定を受けていない店舗ではこの制度が使えません。光華玉市にて

どんなに高価な宝石を買ったとしても、TRSの認定を受けていない店舗ではこの制度が使えません。光華玉市にて

税金還付制度を利用するためには、まずはクリアしなければならない、3つの条件があります。

  1. 付加価値税還付制度が出来るお店(TRS)で購入すること。
  2. 同じ日に、同じ店で、税込合計3,000台湾元(約8400円)以上の買い物をすること。
  3. 購入日から30日以内に携帯して出国すること。

この3つの条件が揃っていなくてはなりません。さらに購入品の条件があり、
  • 日常使用するものとして台湾で購入したもの(貿易品としての購入は対象外)。
  • 安全面において危険でないもの。
  • 出国時に携帯しているもの(空港での税金還付手続きの際、購入品の提示が求められます)。
  • 台湾で使用していないもの。
ということがあげられます。ですから、大きな品物で帰りの飛行機では手荷物として預ける予定がある場合、先に税金還付手続きカウンターに行き、購入品を提示して税金還付を受けてから、チェックインをしなくてはなりません。

税金還付が可能なお店での税金還付の手続き

    VAT(営業税)の内訳がはっきりと書かれた、公式領収書

    VAT(営業税)の内訳がはっきりと書かれた、公式領収書

  1. 商品購入時に、店員に税金還付希望の意思を伝えます。「Tax free,please.(タックス フリー プリーズ)」といった程度の英語でもいいと思いますし、「外籍旅客購物退税」と書いたメモを見せたり、「退税(トゥイシュイ)」と言うのも良いでしょう。 免税店でないかぎり、お店のほうから積極的に税金還付の手続きを薦めることはまれなので、こちらから申し出る必要があります。
  2.   パスポートを提示し、レシートを添付した書類を作成してもらいます。 「外籍旅客購買特定貨物退税明細申請表」と、VAT(営業税)の内訳が書かれた公式領収書が発行されますので、それを持って退税専用カウンターに行きます。手続きはその日のうちに行わなければなりません。デパートは、その日の買い物であれば合算して申請可能。領収書を作ってもらう時間や、退税カウンターに行くのに時間がかかるので、時間に余裕を持って予定を組みましょう。路面店などの場合はそのお店で申請書を発行します。
  3. デパートやショッピングビルの場合は店内にある「退税」のカウンターへ行き、申請表の発行をしてもらいます。申請書に署名した後、レシートに「TRS」「可退税貨物」というスタンプが押されます。ここでの手続きは5分くらい。品物は台湾で使用してしまうと退税の対象にならないので、中を開けないようにし、空港の退税カウンターで品物を提示できるようにします。
  4. 「外籍旅客購買特定貨物退税明細申請表」には日本語訳が記載されていますので、注意書きを一読しておきましょう。申請表には「手続きは出発の3時間前にカウンターへ行き、申し込んで下さい」と記載されていますがこれは3時間前より前は手続きできないという意味で、出発の3時間前を切れば受付可能です。
  5. 台北の桃園空港は出発ロビーの出発ゲート脇に「海關及外籍旅客退税服務台 Foreign Passenger VAT Refund Service Counter」というカウンターがあり、ここで手続きします。桃園空港の場合はすぐ隣に台湾銀行があり、ここで返金してもらいます。日本円で1,000円以上であれば日本円(小銭は台湾元)で返金してくれますが、1,000円に満たない場合は台湾元で返金します。