ホールのショートケーキ(18cm)のレシピ
お菓子作りで誰もが挑戦したいケーキといえば、バースデーケーキの王道、ストロベリーショートケーキです。卵の共立て法で作るしっとりしたジェノワ―ズ生地は最初にマスターしてほしい生地の一つです。ホームメイドのバースデイケーキで大事な記念日をお祝いしてみませんか?
ストロベリーショートケーキの材料(18cm 円型 1台分)
ストロベリーショートケーキの作り方・手順
スポンジケーキを焼く
1:下準備をする
卵は室温に戻しておきます。薄力粉は2回ふるいます。型の底と側面にオーブンペーパーを敷きます。
2:卵にグラニュー糖を加えて湯煎にかけ泡立てる
ボウルに卵を入れてほぐし、グラニュー糖を加えます。約70℃の湯煎にかけながら、卵が人肌くらいに温まった状態で、ハンドミキサーの高速で泡立てます。色が白っぽくなり、少し泡立て器の跡が残るくらいまで泡立てます。
3:生地がもったりするまで泡立てる
湯煎から外し、ハンドミキサーを持ち上げて生地がもったりするまで、ハンドミキサーで泡立てます。さらに泡立て器にかえて、きめ細かく、なめらかになるまで泡立てます。バターは600wの電子レンジに50秒かけてとかします。大さじ2の生地をここから取り、とかしたバターとよく混ぜ合わせておきます。
4:薄力粉を加え、混ぜ合わせる
ふるっておいた薄力粉を2回に分けて加えます。ボウルを回転させながら、底から大きく泡を消さないように泡立て器で混ぜ合わせます。
5:とかしたバター生地を加え混ぜる
とかしたバターと合わせた生地を加え、ゴムべらで底からさっくりと全体を混ぜます。
6:生地を型に入れて焼く
ボウルの底に混ぜ残りがないようにゴムべらで全体を合わせてから、型に流し入れます。ボウルの底に残った生地は、火の通りの良い型の周囲に入れるようにします。予熱しておいた180℃のオーブンで25分焼きます。
7:焼き上がった生地を冷ます
生地の表面を指で押したときに弾力を感じるくらいが焼き上がりの目安です。焼き上がったら、しぼむのを防ぐために台に打ちつけてから、型を外します。オーブンペーパーをつけたまま、網にのせてそのまま冷まします。
組立て、デコレーションする
8:スポンジをスライスする
スポンジを1cmの厚さで3枚にスライスします。厚さ1cmの角材などをスポンジの周囲に置いて、ナイフを水平に沿わせるようにすると上手くスライスできます。
9:いちごをはさみ、生クリームでデコレーションする
生クリームにグラニュー糖を加えて6分立てにします。半量を7分立てにし、スポンジに塗り、5mmの厚さにスライスしたいちごを並べます。さらに生クリームを塗り、スポンジを重ねます。同様に上の段も重ねます。
10:全体をデコレーションする
残り半量の生クリームを7分立てにし、側面から上面の順に薄く塗り、下地を作ります。全体を下塗りしたスポンジの上に生クリームをのせ、パレットナイフで上面を塗ります。側面は生クリームを少しづつ足しながら塗っていきます。残った生クリームを8分立てにして絞り袋に入れ、1cmの丸口金で絞り出します。いちごとミントを飾ります。
ガイドのワンポイントアドバイス
デコレーションを仕上げるうちに生クリームがモロモロ、ざらざらになった経験はありませんか?デコレーションに使う生クリームは、動物性脂肪の乳脂肪分40%以上のものが、風味や成形の点からデコレーションに向いています。その反面とてもデリケートなので、塗ったり絞ったりの作業中にも、触るごとに泡立てが進み分離しやすいこと、時間が経つと黄色みを帯びてくることなどから扱いが難しいのです。この問題を解決するため、今回は乳脂肪分40%以上の動物性の生クリームと植物性油脂の生クリームを合わせたものをデコレーションに使っています。