疑問にお答えします! カブトムシの卵・幼虫の飼育方法
今回はカブトムシの幼虫を飼っているときに、よくありがちな疑問に対してお答えするぞ。実はカブトムシのカラダの大きさは、幼虫のときにいかに大きく育てたかが重要なポイントになるんだ。Q&Aをしっかりと読んで、大物のカブトムシを育てよう!!幼虫の基本的な飼育方法については「カブトムシの幼虫を飼育するコツ」をチェックしてね。
Q:飼育ケースやビンの中にいれる発酵マットって何?
質の良い発酵マットを選びたい
もちろん、カブトムシの幼虫は自然の中でも生きているので、庭の土でも飼えないことはない。でも、発酵マットの方がより清潔で、カブトムシが病気になりにくい。幼虫にストレスを与えずに飼うことができるんだ。
また、カブトムシハウスの床となる発酵マットは、そこが単に床となるだけではなく、孵化した幼虫のエサ場にもなる。なので、なるべく品質の良いものを選んでおきたいね。
Q:なにか発酵マットの上に、小さな豆のようなモノが出てきました。
虫のフンの大きさは約1cm
フンをとりのぞいて、新しいマットを追加してあげよう。そのときにマットは全部入れ替えずに、これまで使っていたマットを一部残してあげること。
Q:幼虫がなぜかマットの上に出てくる……これって何?
A:この質問は多いかもしれないね。カブトムシの幼虫が、一時的に発酵マットの上に出てくるぐらいなら問題はないよ。ただ、いつも上に出ているようなら、少し問題かもしれない。考えられる理由としては、まずはケースやビンの大きさに対して幼虫が多過ぎるということ。この場合は、幼虫をさらに分けて飼うか、より大きなケースに移すようにしよう。
次に発酵マットの状態も確かめてみよう。マットがジメジメし過ぎていたり、逆に乾き過ぎてはいないかな? ジメジメし過ぎているときは、発酵マットを追加して混ぜ合わせる。逆に乾燥し過ぎているときは、霧吹きなどを使って水分を多くしてみよう。 さらに、発酵マット表面にも注目だ。カブトムシのフンで一杯になってないかな? これはエサでもあるマットが少なくなっていることが考えられる。フンを取り除いて、新しいマットを追加してあげよう。
また、発酵マットの交換後は、カブトムシの幼虫がまだ新しい環境に慣れないために、上に出てくることが多い。この場合は少し様子を見てみよう。その内にマットの中に潜っていくかもしれないよ。
基本的なカブトムシ(幼虫)の飼い方は「カブトムシの飼い方のコツ 幼虫編」をみてね。
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