入塾テストの合格対策!点数次第で入塾を断られ不合格の可能性も…
入塾テストは対策を立てておくことで、合格の可能性を高めることができます
<目次>
入塾テストと学校のテストとの違い
- 出題範囲が広い
- 学校のテストに比べて問題数が多く、時間制限がキツい
- 高得点の科目があっても、極端に点数が悪い科目があると不合格
入塾テストは、学校のテストとはずいぶん違います。ですから学校のテストがよくできていても、入塾テストに受からないこともありえるのです。入塾テストは学校のテストとは別物と考え、対策を立てておくことで、合格の可能性を高めることができます。
入塾テスト前に今の学年の習った範囲を復習しておく
入塾テストの出題範囲は広く、ターゲットを絞って勉強することができません。基本的に今の学年で習った内容全てが出題範囲になります。とは言っても学校のテストとは違うので、国語は教科書の文章が出てくるわけではありません。少なくとも該当学年の漢字の読み書きだけは完璧にしておきましょう。それが難しいようであれば塾に通い始めても、宿題をやり切れないで退塾してしまう可能性が高いです。数学(算数)は、学校の教科書を最初から見直して、解き方を忘れてしまっている問題があれば復習しておきましょう。
入塾テストでは効率よく解くことが合格点を取るカギ
塾のテストは学校のテストとは違うので、効率よく解いていかないと時間切れになります。「分かっていたのにできなかった」ということになりかねないのです。試験が始まったら第一問目に取りかかる前に、試験問題全体にざっと目を通しましょう。基本問題は最初の方に集中しているはずです。最後に方にいくにしたがって発展的な難しい問題構成になっていることが多いです。時間がかかりそうな問題は飛ばしながら解き進めましょう。解けそうもない問題に時間をかけるよりは、その時間を基本的な問題に使って、問題の読み間違えなどのケアレスミスをしないようにすることを意識した方が得点が高くなります。配点は問題の難しさと比例しません。
ひと通り解き終えて時間が余れば、解答用紙に書いた字をチェックしましょう。あまりに雑な字だと減点もありますし、これから教えてもらうことになる塾の心証を悪くしかねません。
入塾テストに落ちたら……合格点に届かなくても入塾させてもらう方法
ベストを尽くして入塾テストを受けたものの残念ながら、合格基準点に達していないために不合格を申し渡されてしまうこともあります。その場合もまだあきらめるのは早いです。本人のやる気があるのが条件ですが、「塾の授業のない日も塾に来て勉強する」ということを伝え、「ここでがんばりたいのでお願いします」と本人の口から講師にお願いすれば、入塾させてもらえる可能性も充分あります。
塾もひとりでも多くの子どもを入塾させたいと思っているのです。でも、せっかく入塾しても学力不足から塾の授業についていけずに退塾になってしまうことを避けたいとも思っています。だから入塾テストで基準点未満だと仕方なく入塾を断るのです。
ただ、本人にやる気があり、基準点に満たない分を何とか埋められそうだと思えば、特別に入塾許可を出すことも珍しいことではありません。やる気があること、具体的にどのように努力するかを講師に伝えてみてください。
さて、いかがでしたでしょうか。入塾テストをクリアして、ぜひ前向きに受験勉強へのスタートを切ってくださいね。
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