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ベルリンの週末は、個性あふれる蚤の市へ!

ベルリンでは週末にあるとあちこちで個性豊かな蚤の市が開催されます。宝探し気分で旧東ドイツのレトロな食器や60~70年のデザインものを見つけたり、屋台グルメやライブ演奏を楽しめる蚤の市は、ベルリンの魅力を肌で感じることのできる場所。ここではベルリンで開かれる数ある市のなかから、特におすすめしたい蚤の市、朝市をご紹介します。

坪井 由美子

執筆者:坪井 由美子

ドイツガイド

グッドデザインなお宝がいっぱい! ベルリンの蚤の市

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蚤の市はベルリン観光に欠かせない人気スポット。ベルリンならではの雰囲気を楽しもう!写真はアルコーナープラッツ

ドイツでは「日曜日は休息する日」ということで、お店もほとんどがきっちりとお休みです。なので日曜の街はとても静か。毎日24時間買い物ができる日本とくらべると不便に感じる人もいるかもしれませんが、実際に暮らしてこの習慣に慣れてみると、週に一度のんびり過ごせる日があるというのはなかなかいいものだと思えます。とはいえ、時間を有効に使いたい旅行者にとってはやはり物足りないですよね。そこでおすすめしたいのが、蚤の市めぐりです。

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思いがけない掘り出し物がみつかるかも!

蚤の市は、ドイツ語ではフローマルクト(Flohmarkt)やトローデルマルクト(Trödelmarkt)と呼ばれ、週末になるといろんな街で開かれています。なかでもベルリンのものは有名で、たいていの街の蚤の市は一か所なのに対し、ベルリンではあちこちで個性ある蚤の市が開かれます。

家庭の不用品のなかに、旧東ドイツ製の食器やバウハウスデザインのプロダクト、マイセンやローゼンタール磁器といったマニア垂涎のお宝が埋もれていることも多く、日本の輸入雑貨屋さんや骨董品のバイヤーさんなど、世界中の蚤の市をめぐるプロからも、ベルリンの蚤の市は安くていいものが見つかる、と定評あり。グルメ屋台やライブ演奏など、買い物以外の楽しみもいっぱいで、最近は旅行者の間でも、ベルリンで欠かせない観光スポットとして人気を集めています。

ベルリンでは毎週末、一日ではまわりきれないほどたくさんの蚤の市が開かれます。ここでは、特に人気のある蚤の市、ガイドおすすめの蚤の市をピックアップしてみました。グルメ必見の朝市もありますので、週末のベルリンにいらしたらぜひ、のんびり散策を楽しみながら「ベルリンの休日」を肌で感じてみてください。

■蚤の市をめぐる注意点

  • 蚤の市に行くときは、エコバッグなど買ったものを入れるバッグを持参しましょう。
  • 「写真禁止」のマークがあるスタンドでは撮影は控えましょう。マークに気づかず撮影してしまって注意されたら、「ソーリー」の一言を。
  • 人混みの中では、くれぐれも貴重品にご注意ください。

マウアーパーク(壁公園)の蚤の市

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マウアーパークの蚤の市はとにかく広くて何でもあり。膨大なガラクタの山のなかからお宝を探そう!

ベルリンで一番規模が大きく、ベルリーナー(ベルリン市民)にも観光客にも大人気の蚤の市。食器に古着、家具、アーティストの手作り雑貨、ガラクタまでとにかくなんでもありの市で、根気よく探せばきっと掘り出し物が見つかるはず。いろんな国の食べ物屋台やまったりできるカフェスペース、ストリートミュージシャンも多く、ベルリンっぽい雰囲気を満喫できます。

詳細記事はこちら>>>ベルリンの必見スポット! マウアーパークの蚤の市

<DATA>
Flohmarkt am Mauerpark 
住所:Bernauerstr.63-64, 13355 Berlin
営業時間:日曜 8:00~18:00くらい
アクセス:Bernauerstr.駅またはEberswalderstr.駅から蚤の市の正面入り口までは徒歩5分

アルコーナープラッツの蚤の市 

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閑静な住宅街にあるアルコーナープラッツの蚤の市。小規模ながら商品の質が高いとの定評あり

規模は小さいけれど、プロの出店者の割合が多く、その分商品の質も高い蚤の市。特にインテリア関係はベルリンっぽい素敵なデザインものが見つかる可能性大。マウアーパークのすぐ近くにあるので、できれば両方訪れたいところですが、時間が無いけど良いものを見つけたい!という人は、まずはこちらをチェックしてみてくださいね。

詳細記事はこちら>>>質良し! アルコーナープラッツの蚤の市

<DATA>
Trödelmarkt Arkonaplatz
住所:Arkonaplatz,  10435 Berlin
営業時間:日曜 10:00~16:00くらい
アクセス:Bernauerstr.駅から徒歩3分

ボックスハーゲナープラッツの蚤の市

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デザインやカルチャー系商品が充実しているボックスハーゲナー広場の蚤の市では、パフォーマンスも楽しめる

若者に人気のフリードリッヒスハイン地区という場所柄か、年齢層が他に比べて低く、小規模ながらも活気ある蚤の市。家庭の不用品のほか、アーティストの作品、本やレコードなどカルチャー系が充実。ストリートミュージシャンや大道芸人のパフォーマンスも楽しめます。

詳細記事はこちら>>>ボックスハーゲナープラッツの蚤の市

<DATA>
Trödelmarkt auf dem Boxhagener Platz 
住所:Gärtnerstraße 25, 10245 Berlin
営業時間:日曜 10:00~18:00くらいアクセス:Frankfurter Tor 駅またはSamariterstr.駅から徒歩10分

コルヴィッツ広場の朝市

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エコでグルメな商品が集まるコルヴィッツプラッツの朝市。ベルリーナーや観光客で毎週大賑わい

こちらは蚤の市ではないのですが、ベルリーナーにも観光客にも大人気の朝市です。新鮮な食材だけでなく、自然派コスメや手作り雑貨、グルメ屋台も豊富で楽しめます。マウアーパークやアルコーナープラッツと同じプレンツラウアーベルク地区に位置し、まわりには素敵なカフェもたくさんあるので週末の散策におすすめ!

詳細記事はこちら>>>エコでグルメなコルヴィッツプラッツの朝市

<DATA>
Wochenmarkt am Kollwitzplatz 
住所:Kollwitzplatz,  10405 Berlin
営業時間:土曜9:00~16:00くらい 木曜はエコマーケット開催
アクセス:Eberswalderstr. 駅またはSchenefelderpl. 駅から徒歩5分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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