隠れていたフランス料理店を見つけた

ザ・プリンス パークタワー東京は、芝公園の高台に立つタワーホテルだ。東京タワーを間近に眺める都市の中心部に位置しながら、緑に囲まれ、ホテル内は心地良い落ち着きに満ちている。ここは昔から意外と穴場なホテルなのである。
東京プリンス

開放感を感じられる眺めも格別だ

シェフ、吉田功氏は、1990年に東京プリンスホテルに入社。仏蘭西料理「ボーセジュール」などのシェフを経て、2009年10月から「ブリーズヴェール」の料理長となった。

2001年にはピエールテタンジュ国際料理コンクール日本予選準優勝、2003年にはFFCフランス料理コンクールアルザス部門で優勝と総合での準優勝に輝くなど、着実に力を伸ばしている。私としては世界的な料理コンテスト、「ボキューズドール」にエントリーしてもいいのではないかと思う。
スイーツ

左が吉田シェフ、右がM.O.F.のボルヌ シェフ

料理は吉田シェフ、デザートはフランス国家最優秀技術者(M.O.F.)の称号を持つスイーツ界の巨匠、ジャン-ジャック・ボルヌ氏が手掛け、料理とのコラボレーションが始まる。今回で2回目になるイベントだ。

1皿目は、「オマール海老と聖護院かぶらのシャルロット仕立て トリュフのビネグレット」。
吉田シェフのオリジナリティが存分に発揮された、繊細でいて力強い前菜に、このあとに続く料理への期待感が増す。オマール海老の甘さと根セロリのムースにシャンパーニュが爽やかに絡み合う。
オマール

トリュフの香りがほんのりと湧きあがる

次のフォアグラ料理は2種、「牛蒡とフォアグラのポタージュ カプチーノ仕立てパンデピスのクルトンを浮かべて」牛蒡とフォアグラの相性は良く、前菜から続くコースの第二楽章として外すことはない料理と言える。
フォアグラ

香りが届いてきそうだ

「フォアグラのクレームブリュレ トンカ豆の香り」。フォアグラはテリーヌやソテーのみならず、様々な形に姿を変えて、多くの素材と組み合わされることによって多様な料理が生まれてくる。
フォアグラ

濃厚さを感じさせない軽やかな作りに仕上げている