ハンドメイド・手芸/ハンドメイドの実例

鍋つかみの簡単な作り方(長方形・ポケット付き)

今回は中綿なしの手軽な作り方をご紹介します。お鍋やオーブンで料理をするときに、可愛い手作りの鍋つかみがあると嬉しくなりますね。ポケットに指先を入れて持つタイプの鍋つかみ、複雑そうに見えますが、縫う際の重ね方を間違えなければ簡単です。

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執筆者:racss

ラッピングの方法・ハンドメイド手芸ガイド

簡単! 鍋つかみの作り方

鍋つかみの簡単な作り方

片方にポケット付きの鍋つかみ。

料理をするときに、かわいい鍋つかみがあると嬉しくなりますね。お友達を招いての鍋パーティなどでもハンドメイドの鍋つかみは目を引きます。手を入れるポケット付きの鍋つかみは、意外と簡単にできますのでぜひ作ってみましょう。
 

鍋つかみの材料

材料はこちら。

材料はこちら。

仕上がりサイズ:約10cm×20cm
 
  • 幅12cm、長さ42cmの柄入り布 1枚
  • 幅12cm、長さ22cmの無地の布 2枚
  • 飾りのリボンやテープ
  • はさみ
  • 目打ち
  • ミシン
 

ポケット付きの鍋つかみの作り方

飾りをつける

飾りをつける

1.柄布を外表(※)で横半分に折りたたみ、飾りのテープやレースなどを縫い付けます。
 
※外表(そとおもて)とは布の表側が外側にくるようにすることです。これに対して中表(なかおもて)とは布の表側が内側に向くようにすることです。
ポケット部分を重ねる

ポケット部分を重ねる

2.無地の布1枚を外表で半分に折りたたみ、輪になっている部分が内側にくるようにして柄布に重ねます。これがポケット部分になります。
裏側布を重ね、縫う

裏側布を重ね、縫う

3.その上にもう一枚の無地の布を中表に広げて(裏返しで)重ね、図のように縫い代1cmで周囲を縫います。返し口を残しておくのを忘れないようにしましょう。
角をきちんと出す

角をきちんと出す

4.返し口からひっくり返すとこのような状態です。角がきれいに出ていないので、目打ちを使って引っ張り出してください。 ※「目打ちの上手な使い方」の記事を参考にしてください。
返し口を綴じる

返し口を綴じる

5.全体の形を整え、返し口を綴じたら出来上がりです。お好みでぶら下げるためのフックを縫い付けても良いでしょう。

使いやすい鍋つかみを作るために、布地の選び方と縫い方のコツも覚えておきましょう。
 

布地の選び方と縫い方のコツ

使用例。

使用例。

  • 鍋つかみを作るときは、耐熱性のある生地を選びます。綿や麻、毛素材のもので化学繊維が混ざっていないものにしましょう。化学繊維は熱に弱く、溶けてしまうことがあるからです。
  • 手に熱が伝わらないようにある程度厚地のものを選ぶことも大切です。また、薄手の布でも間に中綿(キルト芯)を挟んで作れば大丈夫です。
  • 今回の作り方は手軽さを重視して、キルト芯を使わず生地を二重にすることで程よい厚さに仕上げています。ただしこの場合は5枚重ねの生地を縫う部分がありますので、お使いのミシンの設定を調節したり針を厚地用に変え、無理のないように縫ってください。
  • この作り方の応用で、両側にポケットを付けることもできます。両側にポケットがあると親指も固定できるので便利です。お好きな生地でいろいろ試してみてください。

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