トラベル英会話/観光・買い物で使う英語

日米で違う! 単位とものの計り方に関する英語(2ページ目)

世界では、ものの長さや重さを計るのには圧倒的にメートル法がポピュラーですが、アメリカではヤード・ポンド法が主流。食べ物や洋服などを買う際に必要となるため、ざっくりと覚えておきましょう。

小島 由美香

執筆者:小島 由美香

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重さの単位と表現の仕方

ものの重さや体重についてはポンド(pound)とオンス(onz)が使われます。1ポンドは約450グラムですが、これも十進法ではなく16オンスで1ポンドとなっています。ちなみにポンドの発音は“パウンド”。アメリカのスーパーなどでは、肉や魚、野菜などはすべてポンド単位で値段がついています。『2ポンドが1キロを少し切るぐらい』と覚えておけばよいでしょう。また、ポンドは“lb” と表示されます。

ポンドの表示

生鮮食品など、重さ(ポンド)により料金が決まるものはこのように(/lb)表示される。(/pk)とあるのは、パックごとの料金

“How much do you weigh? ”
「体重は?」
“I weigh 110lbs.”
「110ポンド(約50キロ)です」

ちなみに、買い物においてオンスの単位を使うことはまずありません。ポンドより少ない単位の場合は、1/4ポンド(quarter pound)、1/2(half pound)ポンドなどの分数で表すのが普通です。

“I would like a half pound of ground pork.”
「豚のひき肉をハーフポンド(約225グラム)いただけますか?」


容積(液体)の単位と表現の仕方

飲み物やガソリンのなどの容量の単位はガロン(gallon)です。1ガロンは約3.8リットル、または4クォーツ(quart)です。1クォーツと1リットルがほぼ同じ容量となりますね。1ガロン入りのドリンクなどはスーパーなどでもスタンダード。ガソリンもガロン単位の料金表示となっています。

“What was the price for gas? ”
「ガソリンはいくらだった?」
“It was $3.90 per gallon. Gas prices are going up these days! ”
「ガロン当たり3.9ドルだったよ。最近、とても高くなったね」


面積の単位と表現の仕方

長さの単位がフィートということは、面積も平方フィート(ft²またはsq ft、発音は“square feet/ スクゥエアフィート”)となります。1フィート(約30センチ)角の正方形の面積が1 ft²ですが、換算すると100平方フィートは9平方メートルとなり、『平方メートルは平方フィートの10分の1より少し小さめ』となります。

“This room is very spacious, about 400 ft².”
「この部屋のサイズは400平方フィート(約36平方メートル)もあるので、とても広いですよ」

温度の単位と表現の仕方

日本が摂氏(セルシウス=Celsius)を採用しているのに比べ、アメリカは華氏(ファーレンハイト=Fahrenheit)を採用。換算公式は複雑なため、だいたいの目安を暗記しておくのがもっとも簡単です。

0℃=32°F
10℃=50°F
20℃=68°F
30℃=86°F
40℃=104°F
100℃=212°F

“Water boils at 212°F in the US.”
「アメリカでは水は212度で沸騰するんだよ」

会話の中で『~度』というときには“Fahrenheit”を使わずに“degree”とだけ言いますが、これは華氏が前提ですので「えらく温度が高いな!」とびっくりしないでくださいね。
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