学費・教育費/小学校でかかるお金

働くママ必見! 小学校の学童保育にかかるお金(2ページ目)

国民生活基礎調査(2012年)によると、小学校低学年児童の約6~7割の母親は働いており、以前に比べ共働き家庭が増えてきています。働くママにとって、子どもが小学生になったら心配なのが学童保育の問題。自治体や形態によって入りやすさやコストなど全く異なるのです。一体いくらくらいかかるのでしょうか。

鈴木 さや子

執筆者:鈴木 さや子

学費・教育費ガイド

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自治体によって大きく異なる公立系学童保育

コストが低い公立系学童保育の有無や入りやすさが家計に与える影響は、とても大きいもの。最近は、全学年の児童(保護者の就労有無を問わない)を保育対象にした放課後子どもクラブの設置も急増しています。東京23区の学童クラブと、放課後子どもクラブの設置状況をタイプ別に紹介します。
東京23区の学童タイプ別特徴

学童クラブと放課後子どもクラブ併設型が多い(※クリックして拡大)


ガイドの住んでいる場所の学童タイプは、学童クラブ&放課後子どもクラブ併設型です。学童クラブの費用は放課後子どもクラブに比べて10倍近く高いのですが、フルタイム勤務のママは、おやつやイベントがあること、毎日同じお友達がいて安心などの理由で学童クラブを選択している人が多いです。

また、同じ放課後子どもクラブでも、自治体によっては土曜日や夏休みは受け入れをしていないなど体制も異なりますので、要注意です。

学童保育に対して、受け入れ人数が多く細やかな見守りがされないことや、勉強やイベントがほとんどないなど不満材料がある場合は、高額な負担がかかる民間経営の学童に入所することも。入学後、子どもがどんなところで放課後を過ごすのかを早いうちから調べて、どのくらいお金がかかるのか知っておくことが大切です。

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