夫婦共働きの場合、シングルペアレントの場合、あるいは、子どもが小学校に入学すると同時に仕事を始めようという人にとって、いちばん困るのは、学校が終わった後の子どもの生活をどうしようか、ということです。なにしろ、小学校1年生の下校時間は早い! 入学後、ゴールデンウィーク明けまでは給食もなく、半日帰り。その後も、1学期は最大で5時間授業が1週間に1、2日ある程度。午後2時、3時といった時間に帰宅しなければならず、これから親が帰宅するまでの時間、子どもだけで過ごさなければならなくなります。

全国で74万人の子どもが入所

そんな子どもたちが、放課後を過ごす場所が「学童保育」。学童保育は保育園と同じく、子どもたちにとってとても大切な生活の場所です。

でも、学童保育はまだまだ足りません。全国学童保育連絡協議会の調査では、昨年5月の段階で、全国の学童保育に入所している子どもは約74万人。4年前に比べ、21万人も激増しています! 

ところが、小学校の数に比べて学童保育の数は7割。保育園を卒園した子どものうちの6割しか入所できていません。学童保育がない市町村も、まだ1割以上存在します。

祝入学! でも、学童保育に入れない……

入学
嬉しい我が子の入学。でも学童保育に入れなかったら……
保育園と同じく、なんと、学童保育にも「待機児童」が存在します。2006年5月の厚生労働省の調査では約1万2,000人と言われています。入学は決まっても、学童保育に入れず、放課後の行き場所がない!という子どもたちがこんなに多くいるわけです。

めでたく入所できたとしても、そもそも半数以上の学童保育には「定員」が定められていません。子どもたちの数が適正とは言い難く、「ぎゅうぎゅう詰め」に近い状態のところもあります。ガイドが実際に子どもを預けていた公立の学童保育所も、そういった大規模学童保育でした。新1年生の4月1日に初めて入所した時には、座って勉強する場所もないほどの混雑ぶり。保育園から比べると全然違う環境で、子どももとまどった様子。「これはいったいどういうことなんだろう?」と親子で困惑した経験があります。入れたからと言って、必ずしも子どもが過ごしやすい環境ではない場合もある、ということです。

>>学童保育に入れなかったらどうすれば?>>