海外旅行保険/海外旅行保険の入り方

家族全員分の保険は必須?ファミリー向け海外旅行保険

海外旅行保険に加入する場合、家族全員で保険の加入したほうがいいのでしょうか。また家族ならファミリー用の保険があります。海外旅行に家族で行く際の海外旅行保険の必要性と家族タイプ(ファミリープラン)のお得度を考えてみましょう。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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ファミリー向けの海外旅行保険はお得?

ファミリー向けの海外旅行保険はお得?

海外旅行保険に行く際、一人旅もあるものの家族や友人など「誰かと」一緒に旅行に行くケースが多いと思います。特に家族で行くケースは多いでしょう。

このような場合、一人一人ばらばらではなく、家族で海外旅行保険に加入するファミリープランのようなかたちで一括して加入する方法もあります。

家族ならではの選択方法ですが、家族ばらばらの加入とどちらがお得なのか、どんな特徴があるのか考えてみましょう。

家族全員分の海外旅行保険は必要?

海外旅行先で、「誰に」「何が」起きるかは分かりません。体調を崩したり、事故や事件に巻き込まれたり、ひったくりに遭ったりと、さまざなケースがあります。

家族一緒だから海外旅行保険に加入する人、加入しない人がいるのもおかしな話です。言葉や慣習、状況など日本国内とは根本的に違いますから、最低限の補償はつけておいたほうが、もしもの時に間違いは少ないでしょう。

あとはその最低限の補償をどのようにつけるかということを考えてみましょう。

家族のための海外旅行保険のファミリープラン

■海外旅行保険の家族の対象範囲は?

家族型、ファミリープランだからといって誰でも対象になるわけではなく、対象となる家族の範囲は決められています。保険会社によって微妙に違うケースはありますが、大まかな目安としては以下の通りです。
  • 本人の配偶者(本人と婚姻の届出を予定している人を含む)
  • 本人または配偶者と生計を共にする同居の親族
  • 本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子
親からすれば結婚して別居している子どもももちろん家族ですが、海外旅行保険契約上は家族に入る、入らないに一定の規定があります。「子どもなんだから家族だ」と保険上の規定を勝手に解釈しないようにしてください。

例えば自分の兄弟姉妹が海外で結婚式を挙げるため、家族みんなで海外に渡航することがあると思います。しかし上記のように家族の範囲には注意が必要です。

■海外旅行保険の家族型のポイント
家族をファミリープランでまとめると、携行品など一定の補償は家族全体で共有します。そのため家族ばらばらに海外旅行保険の契約をするよりは割安です。

他に保険証券などが個々にあると管理も面倒なので、ひとまとめになっていると便利ということなどが利点です。

■海外旅行保険、クレジットカード付帯の海外旅行保険(家族型)
家族が個々に海外旅行保険に加入するよりは、割安とはいうもののそれなりの人数で海外旅行保険に加入すると家計の負担が大きいのは事実です。

そこで、クレジットカード付帯の海外旅行保険を検討するケースもあると思います。クレジットカード付帯の海外旅行保険でも家族型であるファミリータイプはあります。

頻繁に利用する人は自分のクレジットカードの海外旅行保険の内容をよく知っているでしょうが、そうでない人は内容をよくチェックしてください。

ある程度年会費を支払うカードでないと、海外旅行保険の補償内容は心もとないケースがほとんどです。このあたりはクレジットカードごとにサービス内容が違います。

手持ちにカードが活用できるならそれを利用して、不足するなら上乗せの海外旅行保険の加入も検討してみましょう。
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