ファンドの運用成績では投資信託が有利!ただし変額保険の中でも差が・・・
何かとコストがかさむ変額保険。でも「それ以上のパフォーマンスをあげてくれたら…」と思う人もいるかもしれません。そこで変額保険で扱われているファンドの直近の運用実績をみてみましょう。上の表は、積立で加入できる代表的な変額保険のファンド(特別勘定)の中から、日本株式型、世界株式型、世界債券型をピックアップしたもの。1年、3年のスパンでのファンドの騰落率と、平均的な成績をあらわすインデックスの騰落率を示しています。
直近の運用成績でインデックスを上まわっている変額保険のファンドは残念ながら少ないようです。コストの面を含めてもやはり一般の投資信託のほうが有利でしょう。変額保険ではラインナップのファンドしか選べませんが、一般の投資信託であれば多くの選択肢の中からコストに見合う優秀なファンドを選ぶこともできます。
とはいえ、変額保険のファンドの同タイプの中でも運用実績に差があり、中には3年でインデックスを上まわる好成績のものがあることには注目です。変額保険においても内容の良いファンドがラインアップされているかどうかが選ぶポイントの一つになりそうです。
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