菊の節句を楽しむ

中国茶席

 

旧暦の9月9日は重陽節。新暦では2013年は10月13日です。重陽節は菊の節句ともいわれる五節句のひとつ。奇数を「陽」とし、そのいちばん大きな数字である9が2つ重なる9月9日は最もめでたい日とされ、長寿を願い邪気を払う行事は中国の思想に基づくもの。日本でも大切にされていた行事のひとつで、枕草子、紫式部日記や古今集などに、その様子をしのぶことができます。

アエノコト

 

定期的に開催されている節句を楽しむイベント「アエノコト 重陽の饗応」は、10月9日にKAGURA salonにて開催されました。

中国では、重陽節に丘の上で秋の山野を眺めながらの酒宴をひらく風習がありました。酒宴では、髪に赤いカワハジカミの実のついた枝をさして菊花酒を飲み、長寿と共に邪気をはらい災厄を除くことを願ったといいます。

中国茶道家の岩咲ナオコ氏による中国茶席では、菊の花を用いた優雅なお点前が披露され、その美しさと華やかな香味に表情が和らぎます。