全国47の都道府県庁所在地、お互いに一番近いのはどこでしょう?

答えは京都府庁滋賀県庁。都道府県庁所在地が隣り合っているのは全国でも京都市と大津市のみ。その調度中間あたりが今回ご紹介するJR「山科」駅界隈です。

山々に囲まれた京都東山のさらに東

渋谷醍醐道
南西の眺望
(上)旧街道が交差する「渋谷醍醐道」の交差点。周辺では旧街道が今でも生活道路として車・人ともによく利用されている。(下)駅北側から南西方向を望む。狭い盆地であることがよくわかる。
山科区は京都市内に東端に位置する区で、滋賀県大津市と隣接しています。京都市内の中心部から見れば東山方面の山を越えた向こう側となります。周辺は北、東、西の三方を山に囲まれていて、2~3km四方のそれほど広くないエリアがJR「山科」駅圏内となります。

天智天皇が都(近江京)を置いたとする大津市と、平安京のあった京都市の中間という立地のであり街の歴史は古く、駅南側には旧三条通(旧東海道)や渋谷街道といった旧街道があります。直線的ではなく幅員もそれほどない(対向2車線程度)旧街道は、それなりな交通量があり、数十年は営業しているであろう飲食店や物販店なども点在。往時の面影を残しています。

一方、駅の北側は山と線路に囲まれている閉じたエリアで、通過交通がほとんどない閑静なエリアとなっています。駅の直近は南向きの緩斜面ですが程なく勾配はきつくなり、ものの5分も歩けば山肌にぶつかります。

北の山側に向かって歩けばものの5分で、明治時代の一大土木事業、琵琶湖疎水を見る事が出来ます。

新快速停車駅、しかも高速ICも近い!

京阪とJR
京都東IC
(上)「京阪山科」駅。右手に見える銀傘のような構造物はJR「山科」駅。(下)三条通から京都東ICを望む。
昔から交通要所だったJR「山科」駅界隈は今でも交通利便性の高い街です。

まず、JR京都線「山科」駅。こちらはJR「京都」駅まで一駅5分。新快速停車駅でもありJR「大阪」駅までは40分前後で行くことができます。滋賀県内へとのびるJR湖西線とJR琵琶湖線はここで分岐します。また、ほかにも特急「はるか」や「びわこエクスプレス」も停車します。

JRの駅のすぐ南にあるのは京阪京津(けいしん)線「京阪山科」駅。そこから地下に入れば京都市営地下鉄東西線「山科」駅もあり、3線3駅利用可能です。

自動車移動の場合も、高速道の入口が近辺にあり便利です。線路に並行して南側に走る三条通沿を東側に行くとすぐに名神高速道路京都東ICが見えてきます。駅から直線距離で1kmもありません。

また阪神高速8号京都線の山科出入口も近くにあります。こちらはまだ未完成区間がありますが、全線開通(平成22年開通予定)すると京滋バイパスへとつながります。

百貨店もスーパーも徒歩圏にあり!

マツヤスーパー
大丸
(上)買物客で賑わう駐車場併設のマツヤスーパー(下)タイル張りの外観に重厚感が感じる駅前の大丸山科店
交通利便性でだけでなく買物施設も充実です。

駅前には大丸山科店。JRの新快速停車駅で駅前に大丸があり、山々も近い……。機能的にはJR神戸線「芦屋」駅に似ていますね。

駅の南西方向、徒歩7~8分程のところには「マツヤスーパー山科三条店」と日曜雑貨・DIYの店「ケーヨーD2山科店」が同じ敷地に並びます。

駅から南へ(京都)外環状線を1km程行くと「西友山科店」「フレスコ山科店」もあり、日常の買物は大変便利な街です。

続いて次のページでは山科周辺の街並みをご覧いただきましょう。