秋の紺ブレの素材は上質なカシミア混を
まずは、紺ブレの素材から。紺ブレはオールシーズンの定番アイテムと言っても、やはりシーズンにあった素材のものを選ばなければなりません。春夏であればサマーウールや綿麻混、最近はジャージー素材のものが人気ですが、秋冬のものとなれば、やはり主流はウールです。しかし、おススメしたいのは少し高級なウール・カシミア混の生地でできたもの。前述したとおり、紺ブレは何年も着ることのできる定番アイテムです。だからこそ、少し値が張ってもよい素材のものを買った方が高級感もあって結局、買い得と言えるでしょう。基本はやっぱり6つボタンで2つ掛け
素材が決まったら、次に考えるのはボタンの数です。実は、ダブルブレスとのジャケットはボタンの数で分類することができます。6つボタンの場合、3つ掛け、2つ掛け、1つ掛けがあり、4つボタンの場合、2つ掛け、1つ掛けがあります。もっとも典型的なものは6つボタンで2つ掛けのもの。ボタンは6つ付いていますが、掛けるボタンは下の4つのみ。一番上の2つは飾りボタンです。この秋にダブルの紺ブレを買うのであれば、まず最初に、この6つボタン、2つ掛けのものを買うべきでしょう。さらに、紺ブレのボタンで気になるのが、ボタンの色です。ブレザーと言えば、細かいエンブレムの金ボタンや銀ボタンがお決まりですが、あまりにもトラッドすぎたり、制服ぽっくて嫌だという人には、大きくて明るい色の貝ボタンならば、高級感もあり、どのような場所にでも着ていける雰囲気の紺ブレになります。
今回は、ワードローブに必ず一着持っておきたいダブルの紺ブレについて解説しました。ぜひ、今年の秋には思い切ってダブルの紺ブレを着てみてください。
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