バルト海に浮かぶ世界遺産、ハンザ同盟都市ヴィスビー
バルト海に浮かぶゴットランド島にあるヴィスビーは中世の歴史と面影を色濃く残す町
ハンザ同盟都市としても栄えたヴィスビーの町の歴史を物語るのが、1200年代に17の教会とともに作られた約3.4キロメートルに渡る城壁です。この城壁は、北ヨーロッパで最も良い状態で残っている城壁の一つで、城壁の中には教会や教会の廃墟、遺跡や中世の時代の建物が数多く残っています。
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観光の日程は?
ヴィスビーの町は城壁の中と外に分かれており、主な観光の見所は城壁内にあります。城壁内はそれほど広くないので、ヴィスビーの町のみの観光であれば、ゆっくり見て回っても1日あれば十分。ただ、ストックホルムを含めてスウェーデン国内からの日帰り旅行は難しいので最低でも1泊2日は見ておきましょう。一度は見てみたい自然の不思議な力、フォーローにある海食柱の「ラウク」 写真:Tuukka Ervasti/imagebank.sweden.se
ヴィスビーへのアクセス方法
ゴットランド島へは、飛行機もしくはフェリーで訪れることができます。■飛行機を利用する場合
ストックホルムにあるブロンマ(Blomma)空港とアーランダ(Arlanda)空港から毎日飛行機が飛んでいます。ヨーテボリ(Göteborg)とマルメ(Malmö)、エンゲルホルム(Ängelholm)からも飛行機が年間を通して運航。観光シーズンである夏の間は、国内外の複数の空港から飛行機が運航します。
ストックホルムからの飛行時間は約35~45分ほど。ゴットランド航空(Gotlandsflyg)とネクストジェット(Next jet)などの航空会社が運航。ヴィスビー空港から市内までは車で5分ほどです。
■フェリーを利用する場合
二ネスハムとオスカルスハムから運航しているゴットランド島へのフェリー
二ネスハムとオスカルスハムのどちらからも所要3時間ほどでゴットランドに着きます。このデイステイネーション・ゴットランドは、ホテルとフェリーのチケットなどを組み合わせてオンラインで予約ができるので、活用することをお勧めします。