旅行者を狙った犯罪は増加傾向……
気になるスウェーデンの治安

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犯罪の多いストックホルム中央駅、駅や空港、観光名所は狙われやすい場所です

治安がよいというイメージが強いスウェーデン。人々の生活レベルも一般的に高く、社会福祉制度の行き届いた国でもあります。しかし、犯罪は増加傾向にあり、特に旅行者を狙った犯罪は、年々組織化を見せています。夏の観光シーズンになると観光客をねらった犯罪グループが他国からもやってくるため、犯罪の被害は後を立ちません。今回は、スウェーデンでよく起きている旅行者を狙った犯罪手口を見ながら、その対策を紹介していきます。

 

ATM、両替所付近での犯罪

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ATMや両替所付近でも犯罪が多発

スウェーデンに入国すると、現金でスウェーデンクローネが多少なりとも必要になります。その際に、ATMでお金をおろしたり、両替所に行くことがあると思いますが、こういったお金の出し入れがある場所は、犯罪が置きやすい場所です。

旅行者が両替をしているところからチェックをしていて、その直後に財布を抜き取る、ATMで暗証番号を確認した後にカードを抜き取り、あっという間にかなりの大金を引き出すといった犯罪が起きています。

■対策
人前で多額の現金を見せることがないように気をつけましょう。また、ATMでお金を下ろす際には、必ず!背後に人がいないことを確認し、暗証番号を他人に見られないように、しっかりと手で隠しながら操作しましょう。

 

集団での連携プレーによる犯罪

ここ数年多く報告されている犯罪に、集団で連携して行う手口があります。空港や駅、観光名所などで一人目がターゲットの観光客に声をかけます。駅ならば「どこどこ行きの電車は……?」といったような簡単な質問をし、話しかけられた観光客が対応に気をとられている間に、他の仲間が財布やかばんなどを抜き去る、持ち去るという被害が起きています。複数で行っている組織的な犯罪が多く、気がついたときには、時すでに遅しという場合が多いよう……。

よく似た手口として、ターゲットの観光客にわざとケチャップをかけたり、アイスクリームをひっかけたりするものがあります。服が汚れたことに気をとられ、汚れを拭いてている間に、拭き取る手伝いをするふりをして貴重品を抜き取ったり、他の仲間が財布やかばんなどを持ち去ったりします。

■対策
話しかけられたら、まずは荷物をしっかりとガードしてから対応をしましょう。ケチャップやアイスクリームをかけられたときには、他人の助けを借りず、その場ではふき取らないで、すぐに立ち去るようにしましょう。