■調査の概要
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象者:20代~60代男女 N=902(男性458、女性444)サンプル
調査実施時期:2013年8月2日調査開始
リフレッシュ&リラックスが入浴の目的
好みの水流を楽しめ節水も可能なシャワーが増えている。[新W節水シャワー 吐水イメージ eモード]
リラックスやリフレッシュ、そして健康や美容に配慮した浴室空間に求める環境や設備として多くの方が挙げているのが、「清潔な浴槽」や「温かい浴室」、「のぼせない温度」など。また、「お風呂に自分の好きな時間に入れる環境」といった声も挙げられています。
最近では、「清潔な浴槽」を保つためにお手入れのしやすい素材や形状などに工夫を施した商品も多くみられますし、「温かい浴室」を実現するための浴室暖房乾燥機、「好きな時間に入る」ことができる追い焚き機能も一般的になってきています。疲れをとるためには、「温かい浴室」「のぼせない温度」など、見た目のデザインだけでなく温度環境を重視している点も注目でしょう。
健康や美容のためにお風呂でしていること
浴室暖房乾燥機能だけでなく、ミストを楽しむことができるタイプも。[ゲンキ浴i(アイ)・ミスト]
最近では、半身浴がしやすいベンチ形状を持つ浴槽も多くみられ、システムバス商品でも選ぶことが可能なタイプも。ある程度の広さがある浴槽であれば、幼い子供を座らせて一緒に入浴することができるでしょう。ベンチ形状となっていることで、節水にも役立つというメリットもあります。
また、これからしてみたい、取り入れてみたいことは、「ジェットバス」「スチームサウナ」など、リフォーム工事が必要な設備が上位に。温泉施設やスポーツジムなどで体験して心地良いと感じる機能を自宅にも取り入れたい、ということなのかもしれませんね。
お風呂でもスマホを使用!
スマホ保有者は、全体の42.6%。その中でお風呂に持ち込む人は、11%とまだ少数派ですが、防水スマホを保有する20~30代では、約30%がお風呂に持ち込んでいるとか。できればスマホを持ち込みたい、と答えた方は全体で20%、20代では33.7%。20代女性だけをみると、半数近く(42.9%)がお風呂へスマホを持ち込みたいと思っていることに。一方、50代や60代では、年齢が上がるほどスマホ持ち込みの関心が下がり、半数以上(53.2%)の人がスマホを持ち込むことを「想像もしていなかった」と答えています。
持ち込み時の不安なこととしては、「機器をぬらして故障」「お湯に落とす」など。浴室にテレビやAV機器を設置するケースもみられるようになりましたが、スマホを使用する、ということで、浴室の空間デザインへの影響はみられるのでしょうか。
最近のシステムバスには、心地良い時間を過ごすための工夫が多くみられる。[パナソニック バスルーム ココチーノLクラス]
メーカーのシステムバス商品には、さまざまな要望に応える空間提案がみられますし、快適さをアップするアイテムも豊富に揃っています。家族みんなでショールームに出かけ、具体的な商品を確認しながら、検討してみてはいかがでしょうか。
【詳細情報】 パナソニック エコソリューションズ
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