バスルームのつくり方には、大きく分けて現場施工とシステムバスがありますが、新築やリフォームで多く用いられているのはシステムバス。一般的な水まわりのショールームには、豊富なシステムバス商品が展示されています。ここでは、わが家にぴったりのシステムバスを選ぶためのショールームの上手な見方、使い方をまとめました。

家づくりを検討し始めたら、気軽に足を運んで

最新のシステムバスのデザイン傾向、水栓金具や照明、換気扇などの新商品をチェックしたいundefined[TOTO新宿ショールーム]undefinedTOTOundefined http://www.toto.co.jp/

最新のシステムバスのデザイン傾向、水栓金具や照明、換気扇などの新商品をチェックしたい [東京センターショールーム] TOTO

キッチンやバスルームなど水まわりのショールームは、比較的数も多く、気軽に訪れやすいショールームではないでしょうか。リフォームや新築を検討し始めたら、一度、足を運んでみることをおすすめします。

細かく確認する、というよりもショールームの雰囲気に慣れること、最近のシステムバスの新商品や現在使用している機器との違いなど、大まかに確認することを目的に見て回りましょう。もちろん、気に入った商品があればカタログをもらってくることも忘れずに。帰宅後、カタログを見ながら希望を整理し、ピックアップしておけばプランニングの際に役立ちます。

できれば、数社のショールームを回ること。それぞれ特徴があるので、そのメーカー独自機能やアイテムなど、事前にホームページなどで確認しておくと効率よく動けるでしょう。

間取りプランが決まりかけたら本格的に確認を

打ち合わせが進んで、間取りプランやバスルームにかけられる予算、広さなどが決まりかけたころ、本格的な比較検討が必要になります。建築家や設計担当者、コーディネーターが同行する場合は相談しながら。同行しない場合は、何をどう決めればいいのか、何時までに決定しなければならないのか、確認してから出かけることが大切です。

ショールームによっては、予約をすると、アドバイザーが細かく説明をしてくれたり、見積もりやプレゼンテーションボード、シミュレーションなどをつくってくれるのケースも多いので、利用すると選びやすいでしょう。

空間や浴槽の広さを体感すること

空間のボリュームや色合を確認して。浴槽に入ってみることも重要。[LIXILショールーム東京]undefinedLIXILundefined http://www.lixil.co.jp/

空間のボリュームや色合を確認して。浴槽に入ってみることも重要。[LIXILショールーム東京] LIXIL

展示されているシステムバスは、1坪タイプ、1.25坪タイプなど広さが明記されています。間取りに合わせ、検討すべき空間の広さ、ボリューム感をチェックするようにしましょう。いまの住まいのバスルームの広さと比較すると、わかりやすいかもしれません。

忘れてはいけないのは、必ずその空間の中に身を置いて確認すること。天井高や洗い場の広さ、開口部の大きさなどを体感してみましょう。また、バスタブの中にも入ってみることも大切です。足を伸ばすことができるのか、くつろぎやすいバスタブの形状か、家族みんなで確認するようにしましょう。子供と一緒に入浴したいのであれば、一緒に体感してみるといいでしょう。

色合いや素材感は実物や見本でチェック

バスタブや内装材を選ぶ際には、色合いや素材感を必ず実物で確認すること。同じ人工大理石でも、さまざまなタイプがありますし、色合いや光沢も異なるものです。素肌で触れるものだけに、カタログではわからない、風合いを確認するようにしましょう。

また、バスタブや床材、壁材などのコーディネートも大切です。模型のバスタブや内装材を入れ変えて確認できるキットを用意しているショールームもありますし、シミュレーションなどによって仕様決めができるところも。色合いによって雰囲気も大きく変わるので、アドバイザーの意見も参考にしながら進めるようにしましょう。

水栓やシャワーは操作して使い勝手を確認

動かすことができる機器は、実際に操作してみて、その使い勝手の確認も忘れずに。水栓金具やシャワー、実際に動かし操作性を確かめるようにしましょう。湯水が出るような展示があれば、水流などを体験することもできるでしょう。

浴室扉も折れ戸や引き戸など、いくつかのタイプが揃っています。開閉のしやすさ、デザイン性などが確認しておきたいポイントです。

掃除のしやすさなどの機能はじっくりと

最近のシステムバスは、お手入れが楽になるようなさまざまな工夫が施されています。排水口や床材、バスタブ、扉の換気口など、メーカーや商品によって特徴があるので、実験コーナーなどで確認を。日々のお手入れやメンテナンス方法なども確認しておくことも大切です。

また、浴室暖房乾燥機や給湯システムなど、周辺機器も合わせてチェックしておきたいもの。リモコンの操作方法なども確認しておくといいでしょう。

洗面化粧台やキッチンとのコーディネートも

最近のシステムバスは、洗面化粧台やシステムキッチンなど、水まわり全体のトータルコーディネートが可能な商品もみられます。システムバス単体で検討するだけでなく、バスルーム空間につながる洗面脱衣室はもちろん、水まわり全体のプランニングも、あわせて検討することも大切です。

ショールームでは、最新の機器や機能に魅力を感じることも多いもの。どれも使い勝手が高められ、快適さを高めるものもありますが、家族構成や入浴スタイルに合っていなければ、宝の持ち腐れ、という場合も。家全体とのバランスはもとより、バスルームに求めるもの、本当に必要なものは何か、優先順位を明確にして選ぶことが大切です。


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