いよいよツアー当日
集合場所に出向き、バスへと移動すると……やっぱり正解!友人と私以外、みなさんどうやら外国の方々のようです。それに、日本にわざわざ観光にいらっしゃるくらいの方々ですから、基本的に親日の方が多いでしょうし、それなりの社会的地位の方々のはずです。
友人とふたり、自分の母親世代の方を見つけて、バスの席を決めました。
自分の母親世代の方々は、基本的に自分たちの世代をかわいがってくださるからです。
ですから、そういう方を見つければ、こちらの英語が多少つたなくても話し相手になってくださるかな? と考えてのことでした。
そして、素敵なおばさま2人組がいらっしゃったので、お隣の席を確保したところで出発進行!
バスの中で
バスが発車してすぐに、わたしは隣の方々に話しかけました。'Hello, welcome to Japan! We are Japanese university students majoring in English.'
そして、簡単な自己紹介をしたあと、よかったら今日1日プライベートガイドをしますと申し出ました。
英語がつたないけれど、間違ったことを言ったら訂正してほしいとお願いしたところ、快諾して頂きました。
ツアーは終始なごやかに進み、暗記して来た英語の観光案内も大いに役立ちました。
「うちの息子の嫁に欲しいわー」とくどかれたりして、とても楽しい時間でした。
なによりうれしかったのは、自分が国内だけで勉強して来た英語が、結構相手に伝わるし、言わんとしていることがわかるという事実でした。
アイデアを活かそう!
アイデア次第で、日本国内にいても英語漬けの環境は可能です。親日である程度の暮らしをされている層の方々が「はとバスツアー」の参加者には多いようですし、ガイドさんも一緒ですから女性の参加も安心です。
英語学校の先生と違って、いわゆる日本人英語(こてこてカタカナ英語)には慣れていませんから、思わぬ英語が通じたり通じなかったりする体験が出来ると思います。
東京見物も兼ねて、ぜひ外国人用はとバスツアーに参加して、国内で「英語漬け」を体験してみませんか?