英語/英語学習アーカイブ

国内でも「生の英語漬け」を体験するには?

英語は留学しないと身に付かない、などということはありません。英語漬けになるには、国内にもいろいろな方法があります。今回は、私が大学時代にしていた「英語漬け」の実践法をお教えします。

水野 稚

水野 稚

英語学習 ガイド

株式会社Primus Edge代表取締役/プリムスアカデミー代表。 企業英語研修講師、大手英会話学校講師を経て、青山学院大学で国際コミュニケーション学、Oxford大学で応用言語学および第二言語習得論修士号を取得。東京大学大学院博士課程満期退学。慶應義塾大学や上智大学などで英語講師としての経験も豊富。

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留学は出来ないけれど……

英語を学んでいれば、大抵の方は語学留学や正規留学を夢見たことがあると思います。

そうは言っても、スケジュールや仕事、経済的なことを考えると、早々気軽に出来ることではありません。

私は大学時代に、自分の英語がネイティブ・スピーカーに通用するかどうかを確かめたくて仕方ありませんでした。

そこで、国内にいながらにして「英語漬け」になるにはどうしたら良いかを考え、「外国人ツアー」に参加することを思いついたのです。

そこで目を留めたのが、「外国人用のはとバスツアー」でした。

今回の記事は、はとバスツアーに参加した経験談をもとに、お話ししていきます。

はとバスツアーなら行ける!

はとバスツアーはいろいろなところに行きますが、比較的近くて安価なツアーをということで、都内の日帰バスツアーを旅行りで行ける探しました。

すると、典型的な東京1日ツアーが見つかったのです。

立ち寄る場所や内容は、東京タワー見物、浅草、椿山荘の日本庭園散策や田崎真珠の見学などでした。

bustour

東京見物へ!

このはとバスツアーに参加するまで、わたしは東京出身であるにもかかわらず、東京タワーに上ったことがありませんでしたし、浅草にも行ったことがありませんでした。ですから、これならツアー自体も楽しめるだろうと思いました。

友人を誘ったら快諾してくれたので、早速予約をして、ツアーへの準備を始めたのです。

さて、ツアーに向けて私が準備したことは……。

1)英文の東京ガイドブックを精読

バスガイドさんは英語で案内をしますから、それを聞いてわかるようにするため、東京案内を英語で前もって仕入れておきました。結構知らないことが多いもので、新鮮でしたよ。

2)英文ガイドブックを片手にシャドーツアー

ちょっとだけ怪しいのですが、部屋でミニガイド練習をしました。

バスの中で席が近くになった方に、よかったら一緒に回りませんか? と声をかけて、日本人の私たちがご案内するという設定です。

どのように話しかけるか、どの見学先でなにを話すか……などを前もって英語に直して、出来る限り暗記したのです。

さて、当日はどうなったのでしょうか?

次ページに続きます。

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