チケット入手方法と価格帯、座席について
アウディトリオ・ゲラゲッツアの客席(C)YOKO SAKURAI saruyaoax.com/
有料席のチケットは、毎年5~6月ころからオアハカ州観光局(Secretaría de Turismo y Desarrollo Económico)のオフィスで先行販売されます。町なかの券売所で売られる一般発売は7月上旬ごろからですが、値段が上がります。メキシコのチケット購入サイト、ティケット・マスター(ticketmaster)でも、ネット販売しますが、メキシコ在住者でないかぎり購入後のチケット受け取りは困難でしょう。
ちなみに、ティケット・マスターは、メキシコ国内でチェーン展開するデパートのLiverpool 、スーパーのComercial Mexicana、バス会社Turistar-ETNの券売所、書店Gandhi 、CD店Mixup などにも取り扱い窓口があるので、そこで直接チケットを購入することができます。オアハカ市内の券売所の詳細や発売日は、オアハカ観光局のFacebookページをこまめにチェックするのがいいでしょう。
ただ、7月中旬以降となると現地でチケットが購入できる確率は低いので、事前にメキシコシティの日系旅行会社や、現地旅行会社に手配を頼むのが得策です。
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■Secretaría de Turismo y Desarrollo Económico(オアハカ州観光局)
住所:Av. Juarez 703, Centro, Oaxaca
TEL:951-516-0123
アクセス:サント・ドミンゴ教会正面入り口より徒歩5分。El llano(エル・ジャノ)公園前
営業時間:10:00~19:00/月~日曜
鑑賞の注意点
アウディトリオ・ゲラゲッツアには、上部に簡易的な屋根があります。しかし、日中は日射しが強いので日焼け対策は欠かさずに。ちなみに、鑑賞するうえで視界のさまたげになる三脚や日傘、雨傘は劇場内持ち込み禁止なので、入り口で預けなければなりません。有料席のチケットを持っている観客には、麦わら帽子、雨合羽、小さなクッションが入ったグッズが配られます。椅子がコンクリートで、そのクッションだけではお尻が疲れるので、敷物のかわりになるストールやブランケットを持って行くと楽かもしれません。無料席にはグッズの配布はないので、帽子や雨合羽は必携です。また、前方の席に座る人はゲラゲッツアの特典ともいえる、贈り物が飛んでくるので、激突されないように、注意しましょう。キャッチした贈り物を持ち帰るための大きな袋もお忘れなく!
ゲラゲッツア期間中は警備も行き届いている印象で、治安面で大きな問題はないのですが、人ごみのスリや置き引きなどの軽犯罪には気をつけましょう。
ゲラゲッツア開催時期はホテルやレストランがいっぱいになってしまうことも。早めの予約をおすすめします。また、特設会場設置のための道の閉鎖により大渋滞するので、交通機関が遅延しがちになります。
取材協力:さる屋 櫻井陽子さん