メキシコのクリスマス期間限定料理を味わおう

pan de rosca

1月6日に、パン・デ・ロスカを切り分ける姿

メキシコでは12月16日~1月6日までが、クリスマスシーズンとされ、日本でいう大晦日や、正月の期間はクリスマスにふくまれています。メキシコの人びとにとって、一年の間でもっとも大切な行事なので、豪勢な特別料理がならびます。スペインの影響が色濃いのですが、チレ(トウガラシ)やチョコレートなどのメキシコらしい素材を使っている料理も多いのが特徴。この時期はほとんどのレストランでクリスマス料理を提供しているので、旅行中にぜひ味わってください。

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12月から1月、クリスマスから年始までの料理

■バカラオ・ア・ラ・ビスカイーナ Bacalao a la vizcaina 
bacalao

バカラオ・ア・ラ・ビスカイーナ

バスク自治州のビスカヤ県風の料理。塩鱈をじゃがいもやオリーブ、チレ・ラルゴ(辛みの少ない白っぽいチレ)などとともに、じっくりトマトソースで煮込み、仕上げにアーモンドのスライスやパセリを加えます。バゲットと一緒に食べたり、サンドイッチにするのも美味しいです。

 
■ロメリートス Romeritos
romeritos

ロメリートス

おかひじきとじゃがいもをチョコレートソースのモーレで煮込んだ料理。干しえびと卵のコロッケのようなものにかけていただきます。

 
パボ・ナビデーニョ Pavo Navideño
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パボ・ナビデーニョ (C) mexicodesconocido.com.mx

七面鳥のなかにナッツやドライフルーツ、スパイス、合い挽き肉などを入れて、オーブンで丸焼きしたもの。

 
ロモ・ナビデーニョ Lomo Navideño
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ロモ・ナビデーニョ (C)kiwilimon.com

豚のヒレ肉のかたまりを、じっくりオーブンで焼いたもの。メキシコでは、チレを使った、ちょっと辛めのソースでいただく場合が多い。

 
■ポンチェ Ponche
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ポンチェ

複数のフルーツとシナモン、黒砂糖、クローブなどのスパイスを煮込んだ、ホットドリンク。身体があったまります。






1月上旬、「東方の三賢者の日」のためのパン

■パン・デ・ロスカ Pan de Rosca
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パン・デ・ロスカ

1月6日の「東方の三賢者の日」のための大きな輪のかたちをしたパン。ドライフルーツの砂糖漬けや、アテというマルメロ(カリン系の小さなフルーツ)、グアバや桃を煮詰めて固めたもので飾られ、バターや卵がたっぷり入っていて甘いです。チョコラテとともにいただくのが定番。パンのなかには、イエスの子どもの頃の姿を象った小さな白い人形がいくつか入っていて、みんなでパンを切り分けるときにその人形が当たってしまった人は、2月2日の聖燭祭の日に、その場にいる全員分のタマレス(メキシコ版ちまきのような軽食)を奢らねばなりません。まるで、人形が当たるのが、罰ゲームのようですが、本来は「人形が当たったひとは、その年の幸運に恵まれる」といわれています。

メキシコ全国のパン屋や洋菓子店で販売され、だいたい1月初めから1月10日くらいまで売られています。レストランでも扱う店が多いです。
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