街を歩いて豊かなライフスタイルにふれよう
デュッセルドルフの観光スポット
ライン川沿いを歩けば街の豊かさがよくわかる。写真は現代建築が立ち並ぶハーフェン地区
国際商業都市、ファッションと芸術の発信地……などなど、様々なキャッチフレーズを持つ
デュッセルドルフ。欧州最大級の日本人街を有し、2014年にはデュッセルドルフ空港への直行便も就航するなど日本との結びつきが強く、「ドイツの中の日本」とも呼ばれています。この街の豊かなライフスタイルを知るには、特徴あるいろんなエリアを歩いてみるのが一番。ここではライン川周辺の見どころを中心に、お城や廃墟など郊外の観光スポットもご紹介します。
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ライン河畔の遊歩道
ライン河畔はデュッセルドルフ市民の憩いの場。週末は散歩を楽しむ人や観光客で大賑わい
デュッセルドルフの象徴ともいえるのが、街の中心を南北に流れるライン川。川沿いには広々とした遊歩道が2kmも続き、ライン川流域で一番美しい河畔といわれています。晴れた日の夕方や休日には、散歩を楽しむ人々でいっぱいに。ここから眺める夕日は、うっとりするほど綺麗です。
アクセス:UバーンHeinrich-Heine-Allee駅から西へ徒歩5分
旧市街
「世界で一番長いバーカウンター」といわれるボルカー通り。週末は道ごとパーティ会場のような賑わい
約260軒ものレストランや居酒屋が集まることから、「世界で一番長いバーカウンター」という異名を持つ有名なアルトシュタット(旧市街)。石畳の小路で散歩を楽しんだ後は、ブラウハウス(醸造所兼酒場)でアルトビールの飲みくらべといきましょう。
アクセス:UバーンまたはトラムのHeinrich-Heine-Allee駅からすぐ
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ラインタワー
街一番の絶景が望めるラインタワー。夜にはライトアップされ時計の役目も果たす
ライン川沿いにそびえ立つラインタワーは、高さ234mの州で一番高い建物。展望台からは、大きく弧を描くライン川やデュッセルドルフ市街が一望でき、晴れた日にはライン川流域の郊外やケルンまでも眺められます。窓ガラスが斜めになっていて、足元までばっちり見えるのでスリル満点。1時間に1周する回転レストランでは、街を眺めながら食事が楽しめます。このタワーのもう1つの特徴が、デュッセルドルフのデザイナー、ホルスト・H・バオマン作の照明を使った10進法時計。夜になると塔の側面に並ぶ小窓が発光し、時間・分・秒を刻む仕掛けになっています。
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Rheinturm
住所:Stromstr. 20
TEL:0211-863200-0(レストラン)
営業時間:日~木曜10:00~24:00、金・土10:00~翌1:00
入場料:大人4ユーロ
アクセス:トラムStadttor駅から3分
現代建築の宝庫 メディエンハーフェン
斬新なモダン建築が立ち並ぶハーフェン。写真はフランク・ゲーリーの三部作
ラインタワーの南側に広がるメディエンハーフェン地区は、デュッセルドルフの新しい観光スポット。かつての港湾用地がメディア地区として再開発され、マスメディアやデザイン事務所のオフィス、おしゃれなレストランやカフェ、クラブなどが集まる人気エリアに変貌。世界的に著名な建築家たちが手掛けた建造物が並ぶ様は、まさに現代建築の展示場といった雰囲気で、建築ファンでなくとも一見の価値ありです。なかでも目を引くのが、アメリカの人気建築家フランク・ゲーリー作の3つのアシンメトリーなビルで、メディエンハーフェンのランドマークとなっています。
アクセス:トラムStadttor駅から3分
次のページでは、お城や廃墟など郊外の見どころをご紹介します。