ビストロのメニュー
昼間はコースランチが2種類(1500円と2500円)あって、取材時の1500円ランチはオムレツをメインに、こんな感じでした。最初に小さな食パン型に入ってスライスしたバゲットやリュスティックなどがサーヴされます。パンはお替りができます。
パンとスープ
次に、スープ・ド・ガルビュ。生ハムの骨などさまざまな部位とポワローネギや根セロリ、スパイスなどで出汁をとった白いんげん豆のスープです。唐辛子の辛さもアクセントとなって、パンにつけて食べるのにぴったり。
そしてメインはこの日はオムレツでした。季節の野菜サラダを添えたグリエールチーズのオムレツを、本日の煮込みソース(この日はハッシュドビーフ)で。
オムレツとサラダ
季節野菜のサラダ(この日は切りたての生ハムと)
三元豚のロースト柚子胡椒のソース 野菜のグリル添え
お昼に軽く一杯ということなら、グラスワインは580円から。サーバーで入れるハードシードル(500円)もおすすめです。
最初の取材日の「本日のデザート」は、クレームダンジュでした。ふわりとしたムースに乗る赤い果実はスイカ。カラメルソースとピタリと合っていました。
クレームダンジュ
夜の料理はアラカルトがいろいろあります。迷ったらSALUMERIA69の生ハムとチーズの盛り合わせ(1250円)やシェフのおまかせコース(3800円)を。
切りたての生ハムが味わえる
パンはすぐ、簡単に食べられるものと思われがちだけれど、単体ではなくて食事としてのパンをもっと食べてほしいと思う。この店で、料理やお酒とともにパンをゆっくりと愉しむ時間を持っていただけたら、と神林さんは提案します。
「エペはオープンしたばかりなので、ぼくも、この店でパンを焼いてみて、それをワインや料理と合わせることによって、いろいろな発見があります。これから年を重ねるごとにさらに愉しみを提供できるようになっていくと思います。お客さんと一緒に、パン食文化を深めていけたらと思っています。最高の名脇役としてのパンを目指したいと思っています」
お土産にはパンを買って帰りたくなります。次のページでいくつかご紹介します。
ヴィエノワズリやキッシュも