スキンケア/スキンケアの基礎知識

夏バテ肌を救う、真夏のスキンケア

紫外線対策も美白ケアも毎日欠かさず……と真夏のスキンケアは万全なはずなのに、なんとなくいつも肌の調子がイマイチだったりしませんか。今すぐ「基本ケア」と「スペシャルケア」を真夏バージョンへとシフトして、夏肌美人を目指しましょう。

大貫 未記

執筆者:大貫 未記

スキンケアガイド

うだるような暑さの毎日、体だけでなく肌も夏バテ気味。真夏仕様のスキンケアへと切り替えて、だらけた肌をシャキッと元気にしたいものですね。今の時季は使用感が軽やかなさっぱりケアや、強い紫外線を意識した美白ケアを意識している人が多く、もちろんそれは間違いではありません。けれどそういった一般的な夏ケアのほかに、もうちょっと意識したいポイントを2つ紹介しましょう。ひとつは、日々のベーシックアイテムをチェンジする「基本ケアの切り替え」。もうひとつは週に1~2回集中的に行う「スペシャルケアの追加」です

基本ケアの切り替え

基本ケア

ベーシックケアのうち、せめて2品は夏版へ

クレンジング、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームなど毎日欠かさず使っている基本のケア。すべてを夏バージョンへと切り替えることは難しくても、次の2つにしぼってみたら可能ではないでしょうか。

まずはクレンジングをオイルタイプへ。もともとオイルを使っている人はそのままでかまいませんが、ミルクやクリーム、拭き取りタイプの人は、オイルも手持ちの駒のひとつとして用意します。そして、ウォータープルーフなどハードな日焼け止めを使った日、汗をいっぱいかいたり肌のベタつきがひどかった日などは、このクレンジングオイルで徹底的にオフしましょう。オイルタイプはメイクや日焼け止め、毛穴の中の皮脂汚れなどを取り除く効果が高く、これらが肌に残ってしまうのを予防できます。

もうひとつ変えるべきなのが化粧水。美白系を使っている人も多いと思いますが、その化粧水は抗炎症や鎮静などの効果を備えているでしょうか。夏は、紫外線や汗、皮脂、冷房などによって肌がダメージを受けている可能性大。顕著なヒリつきや赤みなどを実感していなくても、知らず知らずにダメージが日々蓄積していかないよう、抗炎症や鎮静などの効果を持つ化粧水を味方につけるのが得策です。具体的な成分を知らなくてもボトルを見たり販売員に聞けば、「抗炎症」「鎮静」などのキーワードで手に入れることができるはずです。こういった化粧水は、日焼け後の赤みが気になる部分にローションマスクとしても活用できるため、出番が多いこと確実です。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます