6.お腹をさする
手のひらを重ねておへその下に当て、お腹が温まるまで時計回りに大きくゆっくり回す。密着させるのがポイント。
7.腰骨を押し回す
左右の腰骨の上部に4本の指を当て、こわばりをほぐすように押しながら小さく回す。3カ所ほど位置を変える。押しにくい場合は親指を使ってもよい。
8.くるぶしをすり上げる
3本の指を両くるぶしのまわりに当て、回転させるように下から強くすり上げる。たまった老廃物を押し上げるイメージで。9.足首からひざ裏まですり上げる
両手のひらを足首に当て、リンパ液をこぼさないように密着させてひざ裏まですり上げる。10.ひざからそけい部まですり上げる
両手のひらで太ももを包んで、ひざ裏から太ももの前、後ろ、側面と、太もも全体をまんべんなくすり上げて、リンパ液をそけい部へ流し入れる。11.8~10を左足を終えたら右足も同様に
12.鎖骨を押して離す
3本の指を左右の鎖骨上縁に当て、1・2・3とゆっくり数えながら押し、同様に1・2・3で離す。これをくり返し内側から外側へ少しずつずらしてつまりを取る。
すべてのプロセスを行うことがベストですが、続けて行うことが時間的に無理な場合は、デスクワークの合間に鎖骨まわりを、入浴中は腋リンパの前後、寝る前に足先からそけい部など、気になる部位をタイミングを決めて行ってもよいでしょう。
大切なのは、常に自分の身体の巡りを意識すること。自分の身体のベストな状態を知れば、ちょっとした不調は、早いタイミングで解消することが可能になります。