<物件見学レポート3(デザイン・間取り)>
運河に面した東向き住戸は将来にわたり眺望良好
条件の良い住戸は運河に面していて眺望が良い東向き、日当たりのいい南向きです。ただし、周囲には数棟の超高層の建物が計画されていますので、西、北向きの住戸については、ゆくゆくの環境変化もきちんと抑えておく必要があります。晴海タワーズ景色
また、マンション生活で一番トラブルが多いのは音の問題ですが、このマンションの床スラブは一般的には20cmとされるところが、30cmの厚さを確保していますし、二重床、二重天井、フローリングはLL45と、遮音性の高い造りになっています。
晴海タワーズ南景色
外観・配置計画は、建築家リチャード・マイヤー
外観と配置計画はリチャード・マイヤーによるものです。リチャード・マイヤーは私が学生の頃(30年超前?)、新進気鋭のモダニズムで注目された建築家です。今や巨匠的存在ですが、彼にわざわざデザインを依頼したのは地域のランドマークとなるよう意図したからでしょう。マンション名になっている「クロノ」は「王冠」の意味だそうで、建物上部がライトアップされ王冠のように輝くそうです。
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