ビグドイネス停留所から、3つの人気博物館を一気に攻める!
奥の三角の建物がフラム号博物館、手前の錨(いかり)の置物は海洋博物館の入り口前にあるもの
海洋博物館の周囲には海の歴史を物語る彫刻が多く並ぶ
オスロ市庁舎からでたフェリーはドロンニンゲンを出た後は、ビグドイネス停留所にとまります。目の前には、フラム号博物館、ノルウェー海洋博物館、コンチキ号博物館(コンティキ号博物館)が並んでいるので、時間に余裕があれば、ぜひ全てをまわって、ノルウェーの歴史に触れてみてください。2012年度にノルウェーで公開された映画『コン・ティキ』の影響により、コンチキ号博物館の訪問者は激増しているようです。また、ここからバスに乗って数駅離れたところにはホロコースト・センターもあります。
人気ビーチでのんびりとオスロの夏をエンジョイする
地元っ子に大人気の海水浴場!
もし、旅行プランに余裕があって、地元のノルウェー人流にゆったりとした夏の時間を過ごしたいときは、フィヨルド沿いのビーチで少しだけ休憩してみませんか? 各博物館の最寄のバス停から数分のところにある、バス30番の最終地点フーク/Huk駅からは地元っ子に人気のビーチにたどり着くことができます。「フーク」と呼ばれているこのビーチに来ると、周囲の雰囲気が一気に変わります。博物館周辺は観光客でいっぱいですが、このビーチ周辺にはノルウェーの地元の人ばかり。夏には家族連れや若者が、フィヨルドで泳いだり、日光浴をしています。
「南国に旅行するよりも、オスロの夏が一番!」と書かれたパラディスブクタにある壁
ビーチは、フーッコデン/Hukkodenとパラディスブクタ/Paradisbuktaという、徒歩数分で行き来できるふたつのエリアに分かれています。もし、「オスロ・フィヨルドで泳いでみたい!」という特別な思い出を作りたければ、地元の人のように本格的に水着やタオルを持ってくるのもあり。足だけでもフィヨルドに漬けたり(小さなカニが足元で遊んでいるかも)、フィヨルドを手にとってなめてみたり(もちろん、海水の味がします)、日本では体験できないオスロのフィヨルドをちょっとだけ楽しんでみてください。フーク・ビーチは、ガイドブックでは紹介されていない、地元の人ぞ知るフィヨルドエリアです。旅行日程に余裕がある方、そして日本での多忙な時間を忘れて、自然の中でちょっと一息したいという方におすすめの隠れスポットです。
※1ノルウェークローネは2013年7月現在、約16.7円。おおむね15円前後で推移。