世紀の絶景! 銅峡谷のど真ん中にあるディビサデロ
チワワ太平洋鉄道で、絶対にはずせないポイントが、アメリカのグランドキャニオンの4倍といわれる銅峡谷(Barrancas del cobre=バランカス・デル・コブレ)の中心部にあり、海抜2400メートルに位置する駅、ディビサデロ(Divisadero)です。駅のホームから銅峡谷を一望できるため、列車も15分停車して、乗客がホームに降り、その絶景を眺めることができるように配慮されています。しかし、ここは、その風景をゆっくり堪能するためにも、泊まりがけで訪れたいスポット。ディビサデロには峡谷を生かした、アドベンチャー・パークもあります。
ちなみに、ディビサデロ(Divisadero)駅と隣のポサダ・バランカス(Posada Barrancas)駅にホテルがありますが、その駅間はおよそ4kmと至近距離なので、どちらを拠点にしてもよいでしょう。
先住民族タラウマラ(ララムリ)の居住区であり、こんな険しい場所にも人々が暮らしているのかと驚かされます。
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銅峡谷とは?
チワワ州のシェラ・タラウマラ(正式名称はシェラ・マドレ・オクシデンタル)という海抜1500~2400メートルの山脈にある6つの峡谷(ウリケ、シンフォロサ、バトピラス、カンダメーニャ、チニパス、オテロス)からなる地帯の名称で、かつて銅が採掘されたため、銅峡谷と呼ばれています。その深さは1300メートルで、ウリケ峡谷の最も深いところでは1890メートルにおよぶとか。ひとつひとつの峡谷はアメリカのグランドキャニオンより小さいのですが、全体でおよそ6万平方キロメートル。グランドキャニオンの約4倍もの大きさにになります。おすすめのアクティビティ
ロープウェイで峡谷の奥地へいける
ロッククライミングやジップラインもできる(C)Secretaria de Turismo Chihuahua
観光客の訪れるスポットには、先住民族タラウマラの人々の民芸品販売の露店がたくさん出ています。
取材協力:TRANS ORBIT USA