近くて遠い!? ナイアガラの滝とニューヨーク
どちらも見ておきたい必須の観光ポイント
だったら、ナイアガラに泊まった方が良いと考えるのが自然ですよね。行程も楽になるし、夜のナイアガラの表情も見られるので、旅がより印象的になること、間違いなし!
ということで、今回は、ナイアガラの滝に泊まって、ニューヨークへ行く、6日間のサンプル日程をご紹介します。
■おすすめシーズン
年中可能ですが、ナイアガラにこだわるなら、5月から9月がベスト。ニューヨークで見たいイベントなどがあれば、そちらも優先してもOK。
■成田/羽田~(米国内都市経由)~バッファロー~ナイアガラの滝~バッファロー~ニューヨーク~日本
- 1日目:成田または羽田>(日付変更線通過)>(米国内都市)>バッファロー>ナイアガラの滝
- 2日目:ナイアガラの滝を観光>バッファロー>ニューヨーク
- 3日目:ニューヨーク
- 4日目:ニューヨーク
- 5日目:ニューヨーク>(日付変更線通過)>
- 6日目:成田または羽田
1日目 成田/羽田→(日付変更線通過)→バッファロー→ナイアガラの滝
イルミネーションに彩られた夜のナイアガラ。これを見られるかどうかで、旅の印象は大きく違ってくるはず (C) Tourism Ontario
利用できる航空会社は日本航空、全日空、ユナイテッド、アメリカン、デルタと日系、米系の各航空会社が成田から発着。このうち、米系航空会社は羽田からの発着便もあります。いずれかの航空会社を利用し、バッファローに着いた後はナイアガラへは陸路で国境を越え、カナダ側に入ります。
基本的にどちらの航空会社を利用してもかまいませんが、ナイアガラでは1泊しかしないので、なるべく時間を取りたいところ。最も早く到着するパターンだと、ナイアガラには14時ごろに到着可能。17時ごろにナイアガラへ到着できる乗り継ぎパターンも多く、これらのパターンであれば、夕食を食べて、夜のイルミネーションを見学する時間は十分に取れます。
これらのフライトが取れない場合、エアカナダの成田発トロント便を利用しても、日程としては可能です。ただし、ナイアガラ到着が20時以降と、バッファロー経由よりも到着がかなり遅くなります。また、最終日ニューヨークからの帰国日に、エアカナダ利用だと、トロントを経由しなくてはいけないのもマイナスポイントです。同様に、中部空港からデトロイトへのフライトもあるのですが、こちらもデトロイト到着が午後遅い時間帯で、ナイアガラへの到着が遅くなります。成田発のフライトの方が現地で時間を有効に使えます。
2日目 ナイアガラの滝の観光→バッファロー→ニューヨーク
滝を一望できるテーブルロック展望台 (C) Tourism Ontario
おそろいの青い合羽を着て、滝の遊覧船に乗船 (C) Tourism Ontario
ナイアガラの滝の出発時刻はフライト出発の2時間半前が目安。そして、バッファローからニューヨークまでのフライトは1時間20分ほど。フライトの出発時間によりますが、ランチを食べたら、ナイアガラを出発すると考えておいたほうが良いでしょう。ナイアガラを観光できる時間は午前中だけですので、観光は滝の周囲のみ。ナイアガラオンザレイクやワイナリーなど、郊外に足を伸ばす時間はありません。
ニューヨークではJFK、ラガーディア、ニューアークという3つの空港があり、便によって、到着空港が異なりますので、ご注意を。JFK空港からは、JFK空港からマンハッタンへのアクセスの記事をご参照ください。
■ラガーディアからマンハッタンへのアクセス
バスと地下鉄利用だと、所要時間90分、料金は4ドル。どこのホテルにも連れて行ってくれるスーパーシャトルだと、所要時間約1時間で、料金は約20~30ドル(行き先による)。タクシーだとチップや有料道路通行料を含め、約45ドル。
■ニューアークからマンハッタンへのアクセス
エアトレインと電車利用だと所要時間約30分で、料金は12.50ドル。スーパーシャトルだと、所要時間約1時間で、料金は約20~30ドル(行き先による)。タクシーだとチップや有料道路通行料を含め、約60ドル。
3・4日目 ニューヨーク観光
まさに世界の中心。エネルギーあふれる町並み