財の経済価値(価格)を判断するためには、「価格の3面性」という3つの考え方が一般的に用いられます。
<価格の3面性>
1.費用性(コスト)
→それがどのくらいの費用で作られているのか。
2.市場性(取引値段)
→それが市場でどのくらいの価格で取引されているのか。
3.収益性(便益)
→それを買って利用することによってどのくらいの収益をあげることができるのか。
そして、財産である不動産の価格を鑑定評価するときにも、費用性・市場性・収益性の3面から考えて価格を決めるという上の考え方が用いられます。