むくみをすっきり解消させる、リフレクソロジーテクニック
ごく稀に「足のむくみなんて感じた事がない」という、ラッキーな女性にお目にかかる事もあります。でも、たいていの女性は、仕事帰りの電車の中で、あるいはキッチンで料理をしている時、旅先で歩きすぎた時、合わない靴を履いて出かけてしまったなど、様々な理由から、足が重だるい、ふくらはぎの裏に血管が浮いてしまう、靴がきつく感じる、足裏が火照るなど、不快な症状を感じたことがあるのではないでしょうか?
リフレクソロジーで、セルフケアをすることで、最も即効性を感じるのが、足のむくみに対してです。足の悩みに対して足裏やふくらはぎをケアするのですから、直接的に状態を見ながら行えるということが、その大きな理由。
足裏を刺激し、下から上にしっかり体液を押し上げることで、血流がアップし、むくみの元になる過剰な液体が動くので、ヒザ下のプヨプヨ感がなくなり、ヒザ下にスッキリしたラインが現れ、見た目の美しさを取り戻せます。
むくみとは?
重力で下がった血液やリンパ液が、心臓に戻りきれずに、足先に溜まってしまう状態のこと。冷え、立ちっぱなし、座りっぱなし、歩き過ぎ、運動不足、塩分の濃い食事など、様々な原因が考えられます。むくみを放置しておくと、過剰な水分が原因で更に冷えの元となり、マッサージによって、血行が良くなればサイズダウンしていた足の形も、次第に脂肪に変わってしまい、少しのマッサージくらいでは、効果が上がらなくなります。
そうならないためにも、「今日のむくみは今日のうちに取って寝る」というくらいの心構えで、むくみ対策をはじめましょう!
簡単にできるむくみに効くリフレクソロジー
まずは腎臓から輸尿管を通り、膀胱に向けて一気に刺激します。左右の手の親指を重ねて、固く張っている部分を5回ほど押します。
足首前部のリンパ腺の反射区のくぼみを、両手でリズミカルに刺激します。
その後、足の甲側、趾間のくぼみをそれぞれ5回づつ、先端から足首に向けて刺激します。
最後に足首からふくらはぎを通って、膝の内側にあるリンパ節まで、リンパドレナージュを行ってください。崩した老廃物を、しっかり膝リンパ節まで流す。
これが効果をアップさせる大事なポイントです。
足浴も効果的
44℃のお湯で10分ほど足浴を
お風呂よりも高めの、44度くらいのお湯を大きめのたらいに張り、10分間ほど足をお湯に浸けます。くるぶしが浸かるくらいがベストです。
お湯の中にはローズマリーやジュニパー、ラベンダーなどのエッセンシャルオイルを数的落とすか、粗塩をひとつまみ入れてください。
むくみを感じる時だけでなく、帰宅後、キッチンに立つ前にほんの5分間足浴するだけで、足先に溜まった血液が心臓方向に動きはじめるので、驚くほど疲れがすっと取れますよ!! ぜひお試しください。