今日の「カジュアル」を的確に捉えたブランド!
この5月にちょっぴり改装したワールドフットウェアギャラリー・神宮前店の扉の前に並ぶのが、スペインから来たPIKOLINOSの靴達です。メンズもレディスも、これまでのカジュアルシューズと似ているようで何かが違う…… 思わず手に取って確かめたくなる衝動に駆られるのです。
その神宮前店がこの5月の終わりに多少改装され、これまでよりカジュアル目な靴も店頭に並ぶようになりました。そのコーナーで中核をなしているのがPIKOLINOS(ピコリノス)と言う名の、イタリアに次ぐヨーロッパ第二の靴生産国・スペインで1984年に創業したブランドの製品。ヨーロッパでは非常に知名度が高く、これまで日本にも入って来てなかった訳ではないのですが、ワールドフットウェアギャラリーを通じてこの春から本格上陸となったものです。
PIKOLINOSのレザースニーカー”FUENCARRAL”です。ラインのメタリック感に目が行きがちですが、注目して欲しいのは底付けです。オパンケ縫いを採用しているのが流石スペインの靴! ドライビングシューズとかに重宝しそうです。 サイズ:39,40,41,42 色:ブラウン・ダークブラウン・ネイビー 税込価格2万6250円(ワールドフットウェアギャラリー 神宮前店 TEL:03-3423-2021)
同国の靴産業の中心地の一つ、バレンシア州エルチェを拠点とするここの靴は、メンズであれレディスであれ今時の軽快感、何と言うのか流行を横目でしっかり睨んではいながらも、それに無闇に振り回されていない雰囲気が前に出ているのが大きな特長。アクセントの置き方には確かにラテンの血を感じさせるところもありつつ、それが必要以上に濃過ぎないので、「ああ、一歩進化したスペインの靴だなぁ……」と素直に唸らせてくれるものがあるのです。「流行をもっと広く・深く見てみようよ!」とか「単に外見を最先端にするだけがデザインじゃないよね!」 ってふわっと何気に伝えてくれる感覚。これって、どこから来るのかな?
スリッポンスタイルの”AZORES”です。これからの季節に相応しい色合いは、ボトムズにショーツを穿きたくなる休日に最適。「本当はサンダルとかエスパドリーユが履きたいのだけれど……」的な要望にも十分応えてくれます。 サイズ:40,41,42 色:ネイビー 税込価格2万2050円(ワールドフットウェアギャラリー 神宮前店 TEL:03-3423-2021)
はじめてPIKOLINOSの靴を見た時にこう感じたのですが、その理由、もちろんございます。次のページでお話ししますね!