住宅ローンの借り換え・返済/住宅ローンの借り換え先の選び方

【借り換えローンレポート】ソニー銀行編(2ページ目)

住宅ローンを新規で申し込む場合と、借り換えの場合とでは、実は銀行の融資条件は一緒ではありません。そこで、「住宅ローンの借り換え」をテーマに、ソニー銀行さんを訪問して参りました。

中村 諭

執筆者:中村 諭

住宅ローンガイド

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住宅ローン経験者から選ばれる3つのポイント


「住宅ローンの経験者に選ばれている」ソニー銀行。具体的にはどのようなサービスが評価されているのでしょうか。加藤氏に3つあげていただきました。

  • 繰上げ返済が1万円から可能、何度でも手数料は0円
「繰上げ返済が最も多いのは、7月と1月、つまりボーナス資金を繰り上げ返済にあてるお客さまが多いのです。ボーナスの余りの数万円など、手元においておけばすぐになくなってしまいます。繰上げ返済しようと思った時に、逃さず返済していただけるように、繰上げ返済は1万円から、手数料は0円としています」(加藤氏)

繰上げ返済が少額から可能で、しかも、手数料0円というサービスは嬉しいもの。しかしながら、住宅ローン経験者のハートを掴んでいるのは、実は、この繰上げ返済のお手軽感にあるのではなく、実行のタイミングにあるとガイドは感じました。加藤氏の話が続きます。

「繰上げ返済をインターネットで手続きすることで、手数料を0円にしている銀行は増えてきています。しかしながら、実際の返済に充てられるのは、1~2か月後ではないでしょうか。ソニー銀行では、手続きしていただいたその瞬間に、翌日以降の新たな返済予定表が表示されます。つまり、お申込みいただいたその日に繰上げ返済が完結し、翌日から新たな返済計画がスタートするのです」(加藤氏)

一般的に銀行は「返してほしくない」ものですが、ローンを組んだお客様は、基本的に早く返したいという気持ちでいるもの。顧客の気持ちに応えるサービスのひとつといえるでしょう。

  • フレキシブルな調整が可能な部分固定金利特約
「部分固定金利特約とは、変動金利で借りている人が付けられる特約です。例えば、ローン残高のうち30%は変動のままとしておき、50%を10年固定型に変更、20%を5年固定型に変更する、というように、ひとつの住宅ローンの中で、金利タイプをミックスすることができます」(加藤氏)

しかも、この特約は無料で付けられるとのこと。住宅ローン返済が始まってから、返済方法や変動と固定のミックス割合を考えることができる。これも、ソニー銀行ならではの特徴といえるでしょう。

  • 翌月の住宅ローン金利を、月中に公表(基本的に15日)
「通常、住宅ローンの金利発表は、月末もしくは1日に行われます。そうすると、(変動金利で)借りているお客様の中には“しまった、先月に固定にしておけばよかった”、ということになる。そこで、月中に発表することで、金利タイプを変更するタイミングを、“今月するのか?”“翌月にするのか?”を検討していただけるようにしているのです」(加藤氏)

預金であっても住宅ローンであっても、ソニー銀行に残高がある以上は、こまめに金利をチェックすることで、金利の動きやお金について関心をもってほしいという想いもこめられているということです。

以上が3つのポイントです。ソニー銀行は「自立した個人のための資産運用銀行」を掲げていますが、3つのポイントを伺い、まさにその想いが商品にも反映され、住宅ローン経験者に支持されていると感じました。

次のページでは、ソニー銀行への借り換えを具体的に検討している方のために、ガイドが教えていただいた、ソニー銀行のホームページにも載っていない借り換えローン情報をご紹介します!

ガイド取材のソニー銀行借り換えローン情報!次ページ>>>

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